毎年恒例!夏の大旅行【0日目】
8月になりましたね!
夏といえば、毎年恒例で何日もかけて列車で駆け巡る旅行をしております!
これまで、2014年から毎年出かけており、今年で6回目になります!
参考までに過去のルートを本日は公開!
2014年(青春18きっぷを4回分使用)
飯田線経由で京都へ、北陸から現在のえちごトキメキ鉄道を南下、大糸線で再北上の後ほくほく線経由で帰京。
2015年(北海道&東日本パス使用)
1日で東北本線を北上、そのまま今はなき急行はまなすで札幌へ、これまた今は長期運休中の滝川発釧路行き最長普通列車を乗り通し、釧網・石北本線経由で稚内へ、早朝の宗谷岬観光後、普通列車&はまなすで青森まで、その後リゾートしらかみに乗車、その日のうちに奥羽本線経由で帰京。
2016年(青春18きっぷフル活用、途中別府で丸1日移動せず滞在)
この年から相方が参加。
0日目としてムーンライトながらで大垣まで、その後山陰本線を浜田まで1日で乗り通す。その後、今はなき三江線と本数わずかの芸備線で新見、岡山を経由し、山陽本線を宮島でしっかり観光を挟み南下。日豊本線で別府滞在を挟み鹿児島まで南下し、肥薩線経由で福岡まで北上、最後は福岡空港からANAでひとっ飛び終止。
2017年(北海道&東日本パス使用+最終日札幌ドライブ)
都心より始発の常磐線で北上。その後東北本線、花輪線で青森まで到達後、一旦2015年版のリゾートしらかみルートで秋田まで戻り、再度青森を経由し函館山で寒い思いをする()。
山線経由で札幌まで北上し、石勝線経由で釧路まで。寝坊により納沙布岬は叶わずだが花咲線の単純往復は完了し、またまた釧網、石北本線経由で旭川まで(ノロッコ号に乗り、摩周湖と網走監獄と遠軽の瞰望岩を観光)、旭山動物園も行った後一日ドライブで神威岬まで行った後千歳からエアドゥでひとっ飛び終止。
2018年(長距離乗車券3枚+若者限定四国フリーきっぷ)
この辺から予算がおかしなことに。
また直前に発生した西日本豪雨で旅程が直前まで確定出来ず、どのサンライズに乗るかが決まらず。
結局、サンライズ出雲に全区間乗車後、出雲大社を軽く観光の後、特急駆使で琴平まで、そこから四国まんなか千年ものがたり乗車後高松で花火大会に参加、サンライズノビノビで岡山泊、ハローキティ新幹線とパンダくろしおを乗り継ぎ、白浜でアドベンチャーワールドを1日満喫、紀勢本線走破の後伊勢神宮へ、そのまま下呂温泉と金沢も寄りながら高山本線と北陸新幹線を走破するカオスルート。
これを踏まえた今回の旅である。
需要は無いだろうが現在地特定を避けるため数日以上前の内容をとり上げる。
ここまでの旅で実に45の都道府県に行っており、残るは高知と長崎。高知は前回の西日本豪雨の影響で予定に入れていたが行けず。とすると……
ということで始まりました2019年版。
東京駅の夜に降り立った私が乗車するのは昨年に続きサンライズ出雲。
こちら入線シーンであるが、いつもと様子が違う。
サンライズ出雲といえば毎晩一本の運転なのであるが、乗ろうとしている写真の横にいるのもサンライズなのがお分かり頂けるだろうか。
今回は、前回乗った定期便の20分後に出発して3時間後に到着する臨時サンライズ91号に乗車しました!
説明すると長くなるので省きますが、超繁忙期限定で運転される超貴重な列車です。毎年夏休みは2日間の運転です。今回はこちらの運転日に合わせて全ての旅程を組みました。
臨時号の入線するタイミングと定期便の出発のタイミングが一緒なので、このアングルが実現可能というわけです。
今回はこちらのお部屋。
降りる前の写真ではありますが、シングルの一階席を取りました。というより、取れたのがここだけでした。そのあと、何度窓口に通ってもほかの空いたことはなく……出発5分前まで粘りました(笑)
ちなみにこちらは相方の部屋で、寝るとき以外はこちらで2人で過ごすことも可能です。
私は指定席のみで乗車できるノビノビ座席を取りました。最近始まったえきねっと予約で取れた座席です。
さて、乗ったらまずはシャワーカードを取りに行きたかったのですがここでミス。
シャワーカードが売っているのは3(10)号車なのですが、実は一番近いドアは4(11)号車で、入ったあと結局並び直しになってしまいました…
ですがそれでも目の前までシャワーカードが残っており、取れると思い、私の番になったらこうなった。
売切れ。
皆さんはシャワーカードは4号車、10号車から並ぶようにしましょう。
ということで、0日目終わり。
引き続き、旅行中に記事を書いていきます!
この記事を書き終えた本日は4日目の朝です。
帰路までにたまらない事を祈る、、、
それでは、また次回!
【通勤特急・通勤急行新設】相鉄ダイヤ改正発表!気になる新種別の入りどころを予想〜
2019年7月16日、相鉄・JR直通線の概要が発表されたのと同時に、しれっとその時のダイヤ改正の内容を相鉄が発表しました。その中身は私の予想からだいぶかけ離れたものに…
ざっと説明するために、こちらが以前の路線図。
そしてこちらが新しい路線図。
直通の他にも色々カオスなような……
相鉄に新しく「通勤特急」と「通勤急行」か設定されるみたいです。平日朝ラッシュの横浜行きに設定されるようです。基本的にはいずみ野線からの列車に設定され、既存の種別の停車駅に西谷と鶴ヶ峰を足した形となります。
いずみ野線で急行系統が走るのは初ですが、本線同様、二俣川より先は各駅に止まるので、通過運転は通勤特急のみとなるようです。
ここでしれっと種別毎の停車駅の案内にて、いずみ野線系統の(通勤ではない)特急が無くなっております。現在は日中に1本/hで計8往復運転されている程度なので、ひっそりと姿を消すことになるのかもしれません。
通勤急行の方は本線(海老名、大和発)の方にも一部入るとの掲載でしたが、どのくらいになるのでしょうか?通常の急行も並行で入るとしたら煩雑になること間違いなしです。
また、前回の記事で直通する特急が西谷に止まるようになるとありましたが、なんと横浜行きの特急も西谷に止まることになるみたいです。また快速も西谷に止まるようになるとのことでしたが、(通勤でない)急行は引き続き通過となる。これにより、鶴ヶ峰の通過が特急と急行、西谷の通過が急行の他はこの二駅に止まる事となった。
この短区間で種別が6個もあると、停車駅が似てくるのはよくある話。
①特急の停車駅に鶴ヶ峰を足すと通勤特急
②急行の停車駅に鶴ヶ峰、西谷を足すと通勤急行
ここまではまあわかるのだが、
③通勤急行の停車駅に星川を足すと快速
通勤急行と快速の違いは、「星川の停車の有無」のみとなる。この2種類が同時に運行されることはあるのだろうか。
ここからは新種別が加わった朝のダイヤを超ざっくり予想。
まずは現在のパターンをおさらい。
平日朝ラッシュ横浜方面はだいたい15分の間に、
特急1本、
急行3本(うち1本瀬谷で特急待避)、
各停3本(うち1本二俣川で特急待避、全列車星川で待避)
で1サイクルとなっている。特急と急行が本線発、各停がいずみ野線発である。
この直通のダイヤを予想するには大きく2つのスタイルに分岐する。
①既存の横浜行きの本数に純増で直通追加
②既存のものを直通線に置き換え
③それぞれの半々
また今回の予想ではある程度決まっている情報がある。
②いずみ野線発通勤急行を運行
③本線発JR直通線を運行(特急or各停)
この4つを満たそうと思うと、少なくともいずみ野線系統から各停ばっかり出せないことが分かります。というより、各停出せるのか?という速達重視具合である。
すごーくざっとの予想であるが、全体としては、直通線分については純増となるのでは、と予想する。また、いずみ野線内の本数維持のためにも、通勤特急分も純増になるのではと予想される。問題は通勤急行。おそらく従来の各停3本からいくらか入れ替わるのだが、1番あり得そうなのが、3本のうち一本だけ通勤急行に入れ替わるパターンではないだろうか、そして、その3本の中でも、いずみ野で通勤急行が通勤特急を待避するパターンの一本が入りやすいのではと予想してしまう……ですがこれだと有効本数が上がりません。
1番ハマれば良いのが、それ以外の二本が通勤急行に差し代わるパターンである。ただそうしてしまうと、その分本線側から各停を出さないといけないので、果たしてどうなるのやら…
もしくはこの予想は直通線の4本が全て特急の想定になってしまっているので、直通特急を2本とすれば、その分通勤特急も半減と予想、その通勤特急の入らないサイクルに通勤急行、でも納得がいくかもしれません。というより、書きながらそんな予感がしてきました。こっちに一票。
てことでなぜか予想記事になってしまいましたがひとまずの予想まとめ。
現行(15分ごと)
<本線>
特急1本
急行3本(うち1本瀬谷で特急待避)
<いずみ野線>
各停3本(うち1本二俣川で特急待避、全列車星川で待避)
改正予想(15分ごと)
<本線>
横浜行き特急0.5本
直通特急0.5本
横浜行き急行2.5本
横浜行き各停0.5本(通急パターンの時)
直通各停0.5本
<いずみ野線>
横浜行き通勤特急0.5本
横浜行き通勤急行0.5本(通特と交互)
各停2.5本(通急のある時2本)
もしかしたら西谷始発各停とか西谷始発特急とかそんな斜め上予想もありそうだけどキリがないのでこの辺で終止とする。
一般的な流れで言うと発表は8月23日となる。果たして結果はどうだろうか。
私自身も楽しみに待っていようと思う。
それではまた次回!
【相模鉄道×JR東日本】相鉄・JR直通線、ついに概要発表!
体調不良により更新滞っている(多分)ひとりさんです。
LCCの記事をと思いましたが、2019年7月16日に相鉄とJR東日本から、11月30日に開業する直通線についての概要が発表されたので、そちらを急遽まとめます!
前置き削減計画に基づき、今回はすぐに本題に入ります!
1.直通線の本数
1番肝心な本数ですが、1日片道46本、往復で92本の運転だそうです!こちらは専門的な資料などに記載がありましたが、そこから変更なしで本決まりとなったみたいです。
朝ラッシュが4本/h、それ以外の時間帯が2-3本/hとのことです。6時台〜23時台までの運転として予想した場合、各時最低数の2本ずつを入れるとそれだけで36本となるので、ここで残りが10本です。ざっと、二俣川駅基準7:30-8:30が4本となりそうな予感がするので、7,8時台に+2本ずつ、残りの3本になる時間帯は6,9,18-21時台と言ったところでしょうか。(適当)
2.直通線の行き先、車両
こちらも大事な行き先ですが、そもそもこの直通の基本的なポイントをざっくりまとめると、「埼京線が羽沢横浜国大駅まで延伸、相鉄と直通」という形と思ってもらえるとしっくりきます。
ですが、既報の通り新宿までが主になりそうです。様々な方の研究を拝見したあたり、新宿駅2,3番線での折り返しは北側の埼京線と両立出来そうです。新宿分断は埼京線の相鉄直通の設備の準備が間に合わないからとも言われています。新宿折り返しの時間帯は既報だと日中以外でしたが、公式情報によると朝通勤時間帯のみのようです。理由は間違いなく折り返しをするキャパがないからだと思われますが、それによってこの時間帯に通勤快速に化けて川越まで行ったりする可能性もあると思われます。
あと、新宿折り返しと言われていますが、出入庫の関係から、朝の「池袋行き」、夕ラッシュ前の「池袋始発」はあるのではないでしょうか。
ちなみに現在の池袋行きは(着時刻)
<平日>
9:26(新木場発)
9:43(新宿発)
9:54(新木場発)
10:15(新木場発)
<土休日>
10:07(新宿発)
10:32(新宿発)
池袋始発は(発時刻)
<平日>
6:53(新宿行)
16:31(新木場行)
16:57(新木場行)
<土休日>
16:30(新木場行)
17:53(新宿行)
直通線が始まると、この程度の本数は池袋行き、池袋始発になるのではないか?と、予想してみることにする。
車両であるが、JR側は埼京線のE233系、相鉄側は最新型の12000系が使われるそう。E233は新たに7本、12000系は6本製造されたので、単純計算でこの分が直通線の運行に使われるということになりそう。
3.直通線の種別、停車駅
こちらも肝心、直通線の停車駅も合わせて発表された。
まず、JR線部分は、線路上にあるすべてのホームに停車することとなった。羽沢横浜国大を出てから武蔵小杉の手前まで貨物線を走行するため、ホームがない新川崎、鶴見等は通過となるが、武蔵小杉から先、新宿までは湘南新宿ラインの普通列車と同じ体系を取る。巷での予想組で話題となっていた西大井への停車であるが、今回全ての列車が停車することになった。
しかしよくよく考えてみればこれは当然かつ大きく混雑緩和に貢献している他ない。
私も湘南新宿ラインを池袋まで利用していたのでよく知っているが、西大井から大崎が1番混む。武蔵小杉までと比べて、快速系統の恩恵が全くない唯一の駅なので、有効本数が半減、また品川経由だと倍近い時間がかかるため多くの乗客が湘南新宿ライン普通に集中する。現在朝通勤最混雑時間帯でも20分毎のみの運転なので、直通列車がここに入り、本数が倍増となれば混雑緩和は間違いないだろう。
また相鉄より東京方面へ向かう乗客が武蔵小杉で乗り換えてしまうと、現在のホームではパンクしてしまうので、西大井停車によって、西大井での乗り換えを呼びかけることもできる。
次に相鉄側であるが、直通側の種別は「各停」と「特急」だと発表された。これは意外であった。特急だと本当に主要駅にしか止まらないので、時短効果の宣伝にしかならないのではと考えていたからである。また、分岐駅の西谷は現在各停のみの停車駅であるが、こちらの直通する特急も新たに西谷に停車するとのことである。
朝通勤時間帯は特急と各停、半々の運行ではないかと思っている。問題は日中の種別で、2本/hの直通を半々で分けてしまうと、両種別は所要時間的に7-8分の差があるため、駅によっては20分-40分の間隔になってしまい使いづらい。
おそらくどちらかで統一をしてくるのではないかと予想する。
本命は各停2本としてみるが、特急2本になったらそれはそれで面白い。ちなみに現行の相鉄のダイヤにはめるならば、特急2本の方が純増でも既存置き換えでもはまりやすそうだが果たして……。
また、これに合わせて相鉄からはなんと早々に11/30からのダイヤ改正の概要が発表されたので、早々にこれをまとめることにする。
とりあえずここまで!ご覧いただきありがとうございました。
【バニラからピーチへ】バニラエアとピーチの統廃合!バニラユーザーのための比較まとめ
皆さんどうもです。月2間隔にまで成り下がったひとりさんです。
本日は鉄道から逸れて飛行機の話を。
一昔前までは、旅行といえば1番安く移動出来るのは、青春18きっぷで時間をかければ1番安いと言われていました。新幹線や特急は課金、飛行機なんてもってのほか最終手段レベルだった印象があります。
ですが最近そんな情勢も変わってきております。
今1番安く移動出来るのは?と聞かれると、「時期を選んで飛行機」これが正解となります。LCCと呼ばれる格安航空会社の台頭により、セールなんて行われれば、東京から沖縄の離島まで手数料諸々含めても3,000円程度で行けることもしばしば。
「安さ」と「時間」は反比例していたのが、LCCのお陰で、両方とも手に入れることが出来る時代となりました。
「バニラエア(Vanilla Air)」と「ピーチ(Peach Aviations)」。この二社もそんなLCCの中の2つなのですが、今年の3月〜10月にかけて、全てがピーチに統合となります。
主に東京圏内の方がご覧になっていれば、使ったことがある会社で多いのが「バニラエア」であるかと思います。
詳しく説明するとそれだけで終わってしまうので、その理由をまとめる。
①両者ともANA派生の航空会社
②バニラエアは成田空港拠点
③ピーチは関空拠点
④成田-関空便はピーチの他、沖縄系統-関空にもバニラ便があるなど多少の例外あり
とりあえずこれでまとめとしたい。
ということで、今回バニラの統廃合でピーチを使うことになるバニラユーザーが私を筆頭に多くいると予想して、両社の値段、フライト時刻表等の比較を行っていくというのが本日の内容です!!
格安航空会社、LCCは運賃以外の手数料で湯水のように取られる料金体系が大きな特徴となっております。よく使う人ならご存知ですが、分かりやすく言うならば、通常の大手航空会社では全部受けられるサービスを必要最小限のみにも設定できるようにして、乗客がニーズに応じて必要なサービスをチョイスしていく、そんな感じです。全部のサービスを満遍なく受けると大手と同じぐらいの値段にまでなります。
ここで勘違いしている人も多いのですが、最重要の「飛行機を飛ばす」ことに関しては何1つコストカットはしていないので、安全に問題や不安があるわけではない、ということです!
大事なので押さえておきましょう。
恒例の長い前置きおわりです。
早速見ていきましょう。
(ちなみにピーチの手数料、7/1より値上がりしているので注意です!)
①申込手数料(支払い手数料)
バニラエア:600円(コンビニ払いは700円)
ピーチ:580円(コンビニ払い等は650円)
まず全員が払わなければいけない手数料はこちら。代金を支払うための手数料。最初から加算しておけば良いのに…と思うところですが我慢。値段の違いはあまりないようですね。
②空港使用料(国内線の場合、金額が異なる空港のみ)
(成田空港発着)
バニラエア:380円(小人190円)※第3T
ピーチ:440円(小人220円)※第1T
空港使用料は、特定の空港、ターミナルを使用するときに空港に支払う金額です。こちらは空港ごとなので基本的に差はないですが、成田空港のみ、使用ターミナルが異なるので金額が変わります。
③座席指定料金
バニラエア:
1,000円(1列目、非常口座席)
600円(2-5列目、コミコミなら無料)
500円(その他、コミコミなら無料)
ピーチ:
1,360円(1列目)
770円(2-5列目、非常口座席、プライムなら無料)
570円(6-11列目、その他窓側、バリュー、プライムは無料)
480円(その他窓側以外、バリュー、プライムは無料)
こちらは2人以上の旅行の方は必須の座席指定。指定しないとバラバラになってしまいます。
こちらはピーチに変わると高かったり安かったり。
安く済ませるならピーチの方が安く出来るが、快適な一列目はかなりの割高、窓際に座るだけでも値上がりと少々厳しめ。
ちなみに、一度LCCの1列目に乗ってみましたが(航空会社は春秋航空日本)、かなり快適でした。1,000円追加で払ってでも座るべきの座席です。ちなみに1列目指定の最安会社はジェットスターです(進行方向右側のみ)。
④手荷物(最安プランにて比較)
バニラエア:2個、合わせて7kgまで(持込)
20kg2,000円、以降5kgごとに1,000円(預け)
ピーチ:2個、合わせて7.0kgまで(持込)
20kgまで一個1,600円、一個増えるごとに1,600円追加(預け)
こちらもLCCの基本、持込荷物も重量検査が厳しく、預けは間違いなく課金のシステムだが、バニラとの違いは2つ。持込の方はバニラなら7kgまで、言ってしまえば7.9kgまで可能だったのだが、ピーチでは7.0kgと小数点まで指定、実質の1kg減である。預けも、バニラなら20kgまでなら何個でも良かったのが、ピーチでは1つまでと指定。
個人的にはピーチの方が厳しくなったのではと感じます。
また、ピーチがセールで超格安値段を出すことはあまり多いとは言えないので、その点でも少し割高になっているのではないかと言える。
最後に、各時刻表の比較である。
最初に成田-千歳系統。赤い字の時刻は土日、お盆等の繁忙期運航。
多少の変更ならよくあることだが、本数や時間が大幅に変わってしまっているので、旅行プランを練っている方は注意して頂きたい。
ちなみに、新千歳空港で購入可能な鉄道周遊型きっぷ「バニラエアきた(ひがし)北海道フリーパス」は、ピーチ版でも同様に購入可能なので安心していただきたい。
成田-函館系統は廃止となったので、残りの国内線は沖縄付近の島嶼部系統となる。
こちらは抜け抜けである。この記事の準備をする前に那覇便はピーチに移行してしまったため、バニラのデータは調査できていない。また、バニラ時代の奄美発の時刻も最終日までこの時刻だが、2月に利用した時は昼発だったような…
また、石垣便ピーチは冬季ダイヤの発表まで公開がないので未掲載である。
ざっと2,600字をお読み頂きありがとうございました!
バニラとピーチ、仕組みや料金体系の違いに慣れるのはなかなか大変ですが、やはり基本は日本で最安の航空会社だと思っております。他の航空会社他の違い、利点等をしっかり押さえ、安くて快適な旅を送れるようにしていきましょう!
それではまた次回お楽しみに!
【2100形で行き帰りも快適に】京急・みさきまぐろきっぷまとめ(乗車編)
皆さんお久しぶりです。
更新が止まっておりましたが、ネタばかり溜まっているのでどんどん出していきたいところでございますが、まずは前回の続きから。
前回より日が空きましたが、前回のみさきまぐろきっぷの記事では、基本的に着いてからのポイントや、きっぷの効力についてまとめました。
今回は、その前後の「京急線の乗り方」についてまとめていきたい思います!
先日紹介した川越特急のようなまぐろ特急とかそんなものは流石にないのですが(笑)、座席が全て進行方向に向いている座席の列車があります。
それがこちら、2100形です。
前面に「2100」とわかりやすく書いてあるのがポイントです。
乗車してみると、こんな感じとなっております。
座席に座ってからのアングルのため、少々微妙ですが、まるで新幹線や有料特急のようです。
こちらの列車、平日夜に三浦に向かう下り、朝に品川に向かう上りの2本がホームライナーとして有料になる他は普通の列車と同じ料金、つまり追加料金なしで乗車できる優れものです。
ただし、もちろんこればかりが来るわけではありません。時間を狙っておく必要があります。
【品川→三崎口(下り編)】
①乗車口は「2ドア乗車口」から
全てが進行方向を向いた座席の2100形は、他の列車と違い、ドア数が1つ少ない2ドアで来ます。品川駅の下りの足元の案内は大変に多くて分かりづらいですが、3ドアではなく、2ドアの列に並んでおくようにしましょう。
②品川から乗るべし
京急線は、品川から先都営浅草線に直通しておりますが、今回対象の2100形は品川、またはひと駅手前の泉岳寺が始発となっております。都内より北側から乗車する方は、迷わず品川駅から乗るようにしましょう。
泉岳寺ではみさきまぐろきっぷは購入できないので、品川から乗ることになるのですが、出来れば品川始発の列車を狙いたいものです。
2100形による運行予定の品川の時刻表は京急のホームページより出ております。
ホームページより写真をお借りしております。
品川始発の列車はこのうち●印以外のもので、三崎口行きのみ三崎口まで向かってくれます。
2ドアで立ちスペースと乗降口が少ない関係上、朝夕のラッシュには運行されません。
これにのるなら土日、と言いたいところですが、まぐろまんぷく券などには平日特典なども多いので悩みどころ…
私は平日特典&土日の混雑を考え、今回は平日に向かいました。平日のオススメは、品川9:36発の久里浜行きが時間的にここしかないなあといったところです。
久里浜行きのポイントは、終点久里浜まで乗車したところで、向かいのホームに三崎口行きの列車が待ってくれています。久里浜まではおおよそ60分、久里浜からは10分ほどなので、許容範囲かなと思います。
【三崎口→品川(上り編)】
①乗車口は2ドアから
こちらは品川の場合と変わりないです。
下りの方でも共通ですが、時間に余裕を持って、早めに並んでおくようにしましょう。
②平日は諦めも肝心
品川発の2100形の発車時刻表は公式ホームページに記載がありましたが、三崎口発の時刻表はまとまったものが存在しません。今回、京急の表を真似て作ってみました。
簡易的に作ったので注釈もないですが、文字色の違いは土休日の快特が青字の他は公式と同じとなっております。
また、行き先が記載できておりませんが、太字が品川、泉岳寺行きです。カッコ書きしてあるのは先程下りで紹介した逆の、久里浜で2100形に乗り継ぎできる列車で、細字は久里浜などで終点となってしまう2100形の列車です。
簡単にまとめると、帰りを考えるので、太字の時刻のみを見るのが自然かと思います。
平日の方を見ていただくと、15:16発を最後に、実質的にその日の2100形の運行を終えてしまっております。この列車に合わせて観光を終わらせるという手も考えられなくはないですが、先程の下り列車でむかっても11時頃で滞在が4時間ほどになってしまいます。これですとまぐろ食べておもひで券でお土産買ってさらっと戻ってくるのが関の山で、少々もったいないです。
そこで、帰りは全列車始発ということも利用し、他の列車に乗車することを考えてみます。
実は三崎口から出る他の列車にも、進行方向向きの座席のある列車がいくつかあります。ここだけマニアックになるのですが、600形の全車両8編成と1000形の1〜5次車9編成、16,17次車5編成(ボックス部にコンセントあり)の合わせて22編成のみボックスシートがついております。
これだけあるので、駅にて乗車待ちをしていて、ボックスシートがある列車が来たら乗るような形でも良いですが、いつ来るか分からないものには期待できないものです。
いくつか調べる方法はありますが、もっともわかりやく手軽なのが、京急の公式サイトにある、ラッピング列車の運行予定表です。
https://www.keikyu.co.jp/train-info/train/keikyuspecialcolortrain/index.html
実はこちらで運行予定表として載せている列車は、すべてボックスシートが付いている車両となっております。14:00になると翌日の運行予定が出るので、こちらを参考にするのが良いと思います。
もっとも、これらは平日の場合に考えることです。土休日なら、「上記の時刻表を確認して、少し早めに並んでおきましょう」の一言で終わります(笑)
2100形、600形に乗る際は、写真奥のような運転席後ろの座席が、アトラクションに乗るようで楽しいのでおススメです。人気席なので泉岳寺始発でも品川では座れないこともしばしばですが…
2回に分けてお送りした京急みさきまぐろきっぷ特集。皆さんの旅の一助になってくれれば嬉しいです!
次回から(突発的な内容を除き)2-3回ほど航空関係、LCCの話に向かいたいと思います!
それではまた次回!
【三浦半島×まぐろ×京急】みさきまぐろきっぷで三浦の旅〜
みなさんこんにちは、ひとりです。
本日はつい最近行ってきたお話。
神奈川県の三浦半島の先、三崎港を中心とした地域ではマグロが名産なのはご存知でしょうか?そんな東京からちょっと足を伸ばしたところにある本場のマグロ料理、食べに行きたいですよね〜!
でも本格的なものを食べようとするといい値段します。また、近いとはいえ、交通費もまあまあかかってしまうのが事実。
ここで今回のオススメとなるのがこのきっぷ。
京急電鉄が発売している「みさきまぐろきっぷ」です!
ざっと説明すると、購入すると、3枚チケットが出てきまして、乗車券、食事券、サービス券として使うことができるアイテムです。
値段は3,500円で購入することが出来て、これがとんでもなくお得なので、だんだん見て行きましょう。
京急線なら、出発駅はどこでも大丈夫!ということで、始発の多い品川駅からスタート。
レアな青い京急です。狙って乗れますが、そんなに都合よく来るわけではありません。
行きはこんな感じの席配置の列車で向かいました。
(今回、お得な乗り方は別記事にします!)
1時間ちょっとで、三崎エリアの玄関口、三崎口駅に到着致しました!
ただ、あくまでここは三崎「口」。
玄関口でしか無いので、ここからは京急のバスに乗らないとどうにもならないので、乗るわけなのですが、みさきまぐろきっぷがあればこちらも乗り放題!一回の乗車で2-300円かかってしまうので、このきっぷがないと綿密にプランを組まないといけなくなるのですが、何度乗ってもお得なので、行きたい場所に無作為に乗ってよくなるわけです。
さて、ついた頃には11時になっていたので、お昼の場所を考えることにします。
ここで2枚目の食事券、まぐろまんぷく券が登場です!
この券は、あらかじめ指定された32の店舗より1つ選んで、この券のための店ごとの特別メニュー(または代表的なメニュー)を券だけで食事することができます!
https://www.keikyu.co.jp/information/otoku/otoku_maguro/list.html
店舗はこちらの中から選べます。
今回は、この中より、こちらの「紀の代」へ。
お店に入ると、「まんぷく券の方ですか」「券をご用意下さい」等、手厚い対応をしていただきました。というより、バスの頃から思っておりましたが、観光客の8-9割がこのきっぷを使っていると思って頂いて問題ないくらいです。
この店で頂いたのがこちら。
とろとろ丼。平日来店特典で小鉢が2つ。
大変豪華でした。こちら、普通に食べようとすると1,900円ぐらいだそうなので、どれほどお得かがわかります。大変美味しく頂きまして、お金を払わずに退店するのがはばかられるほどの美味しさでした。
(後から地元の知り合いに聞いたところ、この店は地元の方々的にもオススメだそうです!)
そのあとはもう一枚のサービス券、三崎三浦おもひで券を使うべく、バスで油壺マリンパークへ。
こちらの入場料、普段なら1,700円なのですが、みさきまぐろきっぷについてくる券なら、チケットと引き換えで入場出来ます。
地域性が豊かなのんびりとした雰囲気の園内でした。
予約をしておけばカワウソと握手もできます…別途1,000円ですが。事前予約制なのですが、当日電話で問い合わせることも可能です。私も三崎口駅到着後に予約をしたのでご安心ください。
私が撮った写真がいい感じにうまくいきました。
他も楽しみたいので、わずかな滞在でマリンパークを後にします。これも無料券ならではのリッチな使い方。
バスでそのまま三崎港の先の城ヶ島まで向かいました。
こちらの温泉もサービス券の三崎三浦おもひで券で入浴出来ます。次回はこっちでも良いかも。
島との橋、城ヶ島大橋からの帰りの車窓より。
三崎港近くのこちらのドーナツ屋にも入りました。こちらも、三崎三浦おもひで券の対象店舗です。今回はマリンパークで使っているので普通に注文。
そこらでは味わえない、大変美味しいものでした!
このあとはお土産等を購入して、再びバスで三崎口駅に戻り、帰…らないんです!
このみさきまぐろきっぷ、購入駅〜三崎口の往復乗車券がついているのですが、なんと往復共に途中下車可能という機能付き!(フリーきっぷではないので往復ともに戻れません)なので、帰路の途中、横浜駅で下車しました。
そのままシーバスで赤レンガ倉庫、中華街まで向かいました。
シーバスも京急の運航。どこまでもついてくるけいきゅん。
夕暮れの横浜の海は綺麗でした。
中華街のあと、疲れてしまい、京急の品川までの乗車は断念し、別ルートで帰ってしまいました(笑)
この「みさきまぐろきっぷ」は3,500円(品川発)なのですが、普通に三崎口まで往復した場合の運賃が1,860円、まぐろまんぷく券で食べた食事が1,900円ほど、マリンパークが本来なら1,700円、それに一回乗ると150-300円程するバスが乗り放題……
計算しなくてもかなりお得なことが見て取れます。
ここまでの割引率だと、元を取ろうと思わなくても勝手に元が取れてしまうので、金額面で一切何も考えなくて良いのも大きな魅力です!
ちなみに、日帰り限定でないと使えないので、注意が必要です!内容的には日帰りでは収まらないので、何回も行きたくなります(笑)
次回、三崎口に向かう時、帰るときのオススメ乗車法をまとめたいと思います!
それではまた次回〜!
【本物の星空鑑賞会へ】「HIGH RAIL 星空(ハイレール星空)」乗車記とまとめ
皆さんこんにちは。ひとりさんです。
本日は、皆さんより興味関心が非常に多く頂いています、HIGH RAIL星空号についてまとめてみます。
(今回大変長い記事となってしまいました。以下の目次からジャンプできるように準備します。)
HIGH RAIL星空号とは、2017年のJR東日本信州ディスティネーションキャンペーンに伴い同年7月1日に運行を開始した列車で、山梨県の小渕沢駅と長野県の小諸駅を結ぶ小海線を走行する観光列車となっております。八ヶ岳に沿うように走る高原列車、路線としても有名で、日中にも同じ列車で高原を駆け抜けるHIGH RAIL1号、2号が設定されております。
今回はその1往復する2便の後に、夜間に片道運行されるHIGH RAIL星空というのに焦点を当ててお送り致します。
時刻などの細かいことは後回しにして、まずは私が乗車した時のことを写真でお届けします!
私がHIGH RAIL星空号に乗ったのは2017年の11月で、約一年半前の話となります。
当時は一筆書きを駆使して、東海道本線(御殿場経由)、身延線と経由して小淵沢駅に向かいました。ちなみにこの時中央線が少し遅れており、接続は取ってくれたものの、かなりギリギリで乗り継ぎしたおかげで、乗車前に写真を撮る暇はありませんでした。
後で長い停車時間を使って撮影したものの、当時Android携帯のため画質がお察し…なんとなく、こんな見た目の列車だって覚えておいてください。
車両は2両編成で、片方は特急や今話題の川越特急と同じ前向きの座席です。もう片方は、この写真のような配置になっております。
写真左側が1人用座席で、リクライニング充実、外の景色を独り占めできます。
写真右側が2人掛け座席で、7組のペア席が窓の外を向いており、こちらも外の景色を2人占め(?)できる仕様になっております。
写真奥側は4人向けボックス座席となっております。
当時はペア席の1番車端の座席を確保しました。1ヶ月前の10時の発券開始と同時に打ってもらって取れるかどうかの席ですので、予約はしっかりと。
他にも、上の写真のような書斎スペースがあり、星空に関する本を読むことが出来ます。
また、このスペースで、実際の星空鑑賞会までに、数回に分けて、地元の方による本日鑑賞できる星空をプラネタリウムを使って予習する鑑賞会が行われます。
こちらは当日乗車してから整理券を受け取るシステムですが、この時のようなギリギリ乗車でも参加することが出来ました。ただ、座席数分全員が鑑賞できるわけでもなさそうなので、乗ったらすぐに確保しに行きましょう。
他にも車内にこんなお洒落なものが。
思わず写真に収めてしまいました。
下にはパンフレットとスタンプが置いてありました。
他にも車内販売スペースがあり、この列車にちなんだグッズやお土産等が購入できます。
こんなポップな演出も。
先ほどのスタンプは、このようにスタンプカードが配られるので、そちらに押印できるようになっております。
乗車記念証もこんな映えるショットで撮れます。
乗車から1時間ほどで、JR線で最も標高が高い駅、野辺山に到着します。この星空号、この駅でなんと63分停車します!(現在は46分の模様)
ここで、希望者(基本的にこれがメインなので全員)は改札を出て、すぐの高台の公園まで地元の方によるガイドで向かい、この停車時間を利用して星空鑑賞会となります!
本当はここで写真等を撮りたかったのですが、当時のカメラではタダの真っ黒な絵にしかならず、皆様にお伝えできないのが本当に残念……
頑張って言葉で繋げていますが、はっきり言って語彙力失うぐらい綺麗です。今でも覚えているほどです。ちょっと寒かったけれど(11月末で、山の上なのでちょっと降雪だし氷点下だし…)。季節によっては防寒対策もしっかりしておいた方が良さそうです。停車時間が少なくなったのも寒すぎるからでしょうかw
この後は発車時刻までに各々列車に戻り、下車駅までゆったりとくつろぐ時間となります(星空鑑賞会なので、この区間がずっと真っ暗になってしまうのが少し残念)
このタイミングでお弁当を食べるのが良いでしょう。
オススメはびゅうのプランで申し込む、HIGH RAIL星空特製弁当コースです。
びゅうの中でも現地発着ツアー扱いのこちらは、びゅう等で申し込まなくても、お弁当だけ注文することができるプランとなっております。あらかじめ食事券となる「バウチャー券」を申し込んで発券しておき、乗車時に乗務員に渡すとお弁当と引き換えてもらえるものです。
こんな感じの袋に入っていて
こんな中身で大変美味しかったです。
中のメニューがこんな感じで解説が入っており、わかりやすくなっております。
こちら、1,700円でちょいとお高めなのですが、最近では1,100円の野沢菜カツサンドも選べるみたいです。
詳しくはこちら
さて、ここまで乗車中のお話について紹介してまいりました。ここからは乗車まで、また下車後のアプローチについてまとめたいと思います。
まずこちらの列車ですが、全席指定席の快速列車となります。必要なきっぷは乗車券のほかに820円の指定席券があれば乗車できます。
乗車券は以前まとめた通り一筆書きの一部に乗車区間が入っているか、青春18きっぷまたは北海道&東日本パス、週末パス等のおトクなきっぷ等でも乗車できるので、普通列車、特急列車両方からのアプローチを考えてみます。
まず、そもそものHIGH RAIL星空号ですが、運転時刻表はざっとまとめると以下のようになっております。
自然を相手にする列車でもあるので、季節により時間が変わります。というより、冬は日没が早いだけでなく、本当に寒いので少しでも早い時間になってくれております。
冬季以外のダイヤで基本的に見ていきます。
まずは乗車までのアプローチ。
基本的には中央本線との乗換駅、始発の小淵沢から乗車することになります。18:17に乗車できるようにするには、甲府を17:20に発車する松本行きに乗り、18:08に小淵沢に到着するのがボーダーラインです。これに乗るために、首都圏から特急で向かう場合、東京を15:15に出発するかいじ13号に乗ることになります。
18きっぷ等の理由により普通列車のみを乗り継いで行く場合は、東京駅13:59発の中央線、中央特快に乗れば高尾、甲府で乗り換えて17:26に小淵沢に到着します。特急の乗り継ぎと比べて少し余裕が持てるのが良いですね。
主な首都圏はこちらからのアプローチになるかと思います。
他にも身延線富士静岡方面、中央線西側より長野、名古屋方面、飯田線豊橋方面より普通列車のみでもアクセスが可能です。
私は身延線なら14:17に富士を出る甲府行き普通列車に乗車して向かいました。あいにく、小淵沢に向かう最後の中央線が遅延したわけなのですが。笑
キングオブキングと呼ばれる飯田線からのアプローチが可能なのも興味があるところです。
岡谷〜小淵沢で特急課金するなら豊橋を10:42に出発し、乗り換えなしで7時間走破、全区間普通列車で向かうならば豊橋8:11発から、天竜峡で一回乗り換えののちこちらも7時間半ほどの長旅。
誰か飯田線完全走破からのHIGH RAIL星空への乗り継ぎしてくれないかな(笑)
…おっと、話が脱線しました。
とにかく時間が遅い時間なので、割とどこからでもアプローチすることができます。
東京以外のアプローチや、冬ダイヤののパターンはこちらを参照。
次に、下車後のアプローチになりますが、こちらは終点まで向かわず、途中の佐久平で下車するのが王道です。(小諸で宿泊する場合を除く)
小諸駅からの乗り継ぎは、第3セクターというJR線ではなくなった路線です。したがって、乗車券の一筆書きに組み込んだり、青春18きっぷ等も使えません。
佐久平駅には、JR線である北陸新幹線が通っております。普通列車限定のきっぷは使えないですが、後の乗り継ぎも考えてこちらの方が便利で楽かと思われます。
東京にこのまま帰るなら21:38発のあさま632号に乗車し、そのまま東京まで新幹線もよし、高崎からケチって普通列車もよしといったところ。ただ、高崎から普通列車だと東京中心部まで来たところで終電の時間になってしまうので注意。
私は翌日おいこっとに乗るために長野まで向かい、長野で宿を取りました。長野、松本から小淵沢に向かい、再び長野、松本に帰ることが可能なのでこちらも一周することができます。
こちらもざっとダイヤをまとめてみました。
冬の場合は余裕を持って東京や長野に戻ってこれそうです。
全体の運賃の話に移る前に、気になるのは「HIGH RAIL星空号は予約が取れるのか」
ということです。後々10時打ち予約についてもまとめる必要がありそうですが、ここではざっくりと方法を紹介していきます。
主な予約方法ですが、まず簡単なのは「えきねっと」というJR東日本のネット予約サイトを使うことです。
予約の前に、会員登録、クレジットカード登録をする必要があるのですが、乗りたい日の1ヶ月前の1週間前の朝5:30より予約が可能となっております。実際にきっぷが予約できるのは1ヶ月前の10時からとなっており、その予約開始に合わせて目覚まし時計のようにセットしておけるというもので、後述する駅などに出向いて確保するより圧倒的に手間がかからないのが強みです。デメリットとしては、座席が指定できないので、座りたい席にこだわりがある場合は後述の窓口10時打ちをするか、一旦きっぷを確保した後に窓口に向かい無手数料で座席交換してもらうかになります(空席があれば…ツアー、団体枠の解放を狙う手もあります)。
もう1つは、窓口で1ヶ月前の10時に出向き、10時になると同時に発券ボタンを押してもらう方法です。以前は始発等で早朝行けばえきねっとと同様事前受付等をやってくれる駅も多かったですが、最近はえきねっと移行を狙ってなのか、続々と事前受付を終了し、その数は減ってきました…
また、それぞれの駅に10時に発券をしてもらうために始発からずっと並んでる人もいます。
この方法で確実に取るならば始発、もしくはその前に駅に向かい10時まで待つという方法しか今のところなさそうです。
ここから先は大体いくらぐらいで行けるのか、という話です。今回は東京、長野それぞれから日帰りで、というところに的を絞っていきます。
東京の場合、普通に乗車券を出すならば、東京都区内〜小渕沢、佐久平経由で東京都区内までという一筆書ききっぷが作成でき、6,800円(399.3km)です。
ここに、HIGH RAIL星空代820円と、最低でも佐久平〜高崎は新幹線に乗らなければならないのでその区間の特急券1,840円を足して、
9,460円〜となります。変動があるのは、小渕沢までどのくらい特急に乗るのか、帰りの新幹線をどこまで乗るかで左右されます。
もしこれを青春18きっぷで行くならば、
乗車券部分1日相当2,370円、
HIGH RAIL星空820円、
新幹線の区間は全額出さなければならないので最短区間佐久平〜高崎で2,810円、
合わせて6,000円〜です。青春18きっぷは最低5回使わないとなので、なんとも言えないラインです。
また、行き返りを上の乗り継ぎのように全区間特急列車で移動する場合は、12,000円で席も指定できて1,700円分の食事がセットになっているびゅうのツアーパックで申し込む方がお得になっているので、迷わずこちらを申し込みましょう。
長野から日帰り場合は信州ワンデーパスが圧倒的に便利です。2,640円で、長野県付近のJR東日本のエリアを1日乗り放題かつ特急列車に乗る場合も乗車券が有効になります。
こちらにHIGH RAIL星空代820円、
5,300円が標準的です。
もっとも、距離があるわけではないので、小諸まで行きJR線になる篠ノ井までのしなの鉄道の960円の乗車券を買って行けば4,420円になります。このコースなら青春18きっぷでも同じになり、さらに270円安くなります。
また、こちらも全区間特急列車に乗る場合は、
びゅうのツアーパックで申し込むと指定席とお弁当が付いてお釣りがくるのでこちらも迷わずびゅうのプランをお申込みしましょう。
大変に長くなってしまい申し訳ございませんでした。
おおかた説明出来たとは思っておりますが、それでもさらに興味を持って頂けて、さらに聞いてみたい、という方はコメントで受け付けております!
私もまた行きたくなってしまいました!
それではまた次回をお楽しみに!