ひとりさんの(2人でゆく)ひとり旅

若干鉄寄りの乗り物好きによるマニアックなものを噛み砕いた紹介とマニアックなものをさらにマニアックにまとめるページです。

【2100形で行き帰りも快適に】京急・みさきまぐろきっぷまとめ(乗車編)

皆さんお久しぶりです。

更新が止まっておりましたが、ネタばかり溜まっているのでどんどん出していきたいところでございますが、まずは前回の続きから。

 

前回より日が空きましたが、前回のみさきまぐろきっぷの記事では、基本的に着いてからのポイントや、きっぷの効力についてまとめました。

今回は、その前後の「京急線の乗り方」についてまとめていきたい思います!

 

先日紹介した川越特急のようなまぐろ特急とかそんなものは流石にないのですが(笑)、座席が全て進行方向に向いている座席の列車があります。

 

それがこちら、2100形です。

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前面に「2100」とわかりやすく書いてあるのがポイントです。

 

乗車してみると、こんな感じとなっております。
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座席に座ってからのアングルのため、少々微妙ですが、まるで新幹線や有料特急のようです。

こちらの列車、平日夜に三浦に向かう下り、朝に品川に向かう上りの2本がホームライナーとして有料になる他は普通の列車と同じ料金、つまり追加料金なしで乗車できる優れものです。

 

ただし、もちろんこればかりが来るわけではありません。時間を狙っておく必要があります。

 

【品川→三崎口(下り編)】

①乗車口は「2ドア乗車口」から

全てが進行方向を向いた座席の2100形は、他の列車と違い、ドア数が1つ少ない2ドアで来ます。品川駅の下りの足元の案内は大変に多くて分かりづらいですが、3ドアではなく、2ドアの列に並んでおくようにしましょう。

 

②品川から乗るべし

京急線は、品川から先都営浅草線に直通しておりますが、今回対象の2100形は品川、またはひと駅手前の泉岳寺が始発となっております。都内より北側から乗車する方は、迷わず品川駅から乗るようにしましょう。

泉岳寺ではみさきまぐろきっぷは購入できないので、品川から乗ることになるのですが、出来れば品川始発の列車を狙いたいものです。

 

2100形による運行予定の品川の時刻表は京急のホームページより出ております。

https://www1.fastcloud.jp/keikyu-faq/web/keikyucall/faq651.html?detail=&rf=search.html&faqEntry.targetContents=0

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ホームページより写真をお借りしております。

品川始発の列車はこのうち●印以外のもので、三崎口行きのみ三崎口まで向かってくれます。

2ドアで立ちスペースと乗降口が少ない関係上、朝夕のラッシュには運行されません。

これにのるなら土日、と言いたいところですが、まぐろまんぷく券などには平日特典なども多いので悩みどころ…

 

私は平日特典&土日の混雑を考え、今回は平日に向かいました。平日のオススメは、品川9:36発の久里浜行きが時間的にここしかないなあといったところです。

久里浜行きのポイントは、終点久里浜まで乗車したところで、向かいのホームに三崎口行きの列車が待ってくれています。久里浜まではおおよそ60分、久里浜からは10分ほどなので、許容範囲かなと思います。

 

 

三崎口→品川(上り編)】

①乗車口は2ドアから

こちらは品川の場合と変わりないです。

下りの方でも共通ですが、時間に余裕を持って、早めに並んでおくようにしましょう。

 

②平日は諦めも肝心

品川発の2100形の発車時刻表は公式ホームページに記載がありましたが、三崎口発の時刻表はまとまったものが存在しません。今回、京急の表を真似て作ってみました。

 

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こちら三崎口発の2100形の時刻表。

簡易的に作ったので注釈もないですが、文字色の違いは土休日の快特が青字の他は公式と同じとなっております。

また、行き先が記載できておりませんが、太字が品川、泉岳寺行きです。カッコ書きしてあるのは先程下りで紹介した逆の、久里浜2100形に乗り継ぎできる列車で、細字は久里浜などで終点となってしまう2100形の列車です。

 

簡単にまとめると、帰りを考えるので、太字の時刻のみを見るのが自然かと思います。

平日の方を見ていただくと、15:16発を最後に、実質的にその日の2100形の運行を終えてしまっております。この列車に合わせて観光を終わらせるという手も考えられなくはないですが、先程の下り列車でむかっても11時頃で滞在が4時間ほどになってしまいます。これですとまぐろ食べておもひで券でお土産買ってさらっと戻ってくるのが関の山で、少々もったいないです。

そこで、帰りは全列車始発ということも利用し、他の列車に乗車することを考えてみます。

 

実は三崎口から出る他の列車にも、進行方向向きの座席のある列車がいくつかあります。ここだけマニアックになるのですが、600形の全車両8編成と1000形の1〜5次車9編成、16,17次車5編成(ボックス部にコンセントあり)の合わせて22編成のみボックスシートがついております。

これだけあるので、駅にて乗車待ちをしていて、ボックスシートがある列車が来たら乗るような形でも良いですが、いつ来るか分からないものには期待できないものです。

 

いくつか調べる方法はありますが、もっともわかりやく手軽なのが、京急の公式サイトにある、ラッピング列車の運行予定表です。

https://www.keikyu.co.jp/train-info/train/keikyuspecialcolortrain/index.html

実はこちらで運行予定表として載せている列車は、すべてボックスシートが付いている車両となっております。14:00になると翌日の運行予定が出るので、こちらを参考にするのが良いと思います。

 

もっとも、これらは平日の場合に考えることです。土休日なら、「上記の時刻表を確認して、少し早めに並んでおきましょう」の一言で終わります(笑)

 

2100形、600形に乗る際は、写真奥のような運転席後ろの座席が、アトラクションに乗るようで楽しいのでおススメです。人気席なので泉岳寺始発でも品川では座れないこともしばしばですが…

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2回に分けてお送りした京急みさきまぐろきっぷ特集。皆さんの旅の一助になってくれれば嬉しいです!

 

次回から(突発的な内容を除き)2-3回ほど航空関係、LCCの話に向かいたいと思います!

それではまた次回!