ひとりさんの(2人でゆく)ひとり旅

若干鉄寄りの乗り物好きによるマニアックなものを噛み砕いた紹介とマニアックなものをさらにマニアックにまとめるページです。

【相模鉄道×JR東日本】相鉄・JR直通線、ついに概要発表!

体調不良により更新滞っている(多分)ひとりさんです。

LCCの記事をと思いましたが、2019年7月16日に相鉄とJR東日本から、11月30日に開業する直通線についての概要が発表されたので、そちらを急遽まとめます!

前置き削減計画に基づき、今回はすぐに本題に入ります!

 

1.直通線の本数

1番肝心な本数ですが、1日片道46本、往復で92本の運転だそうです!こちらは専門的な資料などに記載がありましたが、そこから変更なしで本決まりとなったみたいです。

朝ラッシュが4本/h、それ以外の時間帯が2-3本/hとのことです。6時台〜23時台までの運転として予想した場合、各時最低数の2本ずつを入れるとそれだけで36本となるので、ここで残りが10本です。ざっと、二俣川駅基準7:30-8:30が4本となりそうな予感がするので、7,8時台に+2本ずつ、残りの3本になる時間帯は6,9,18-21時台と言ったところでしょうか。(適当)

 

2.直通線の行き先、車両

こちらも大事な行き先ですが、そもそもこの直通の基本的なポイントをざっくりまとめると、「埼京線が羽沢横浜国大駅まで延伸、相鉄と直通」という形と思ってもらえるとしっくりきます。

ですが、既報の通り新宿までが主になりそうです。様々な方の研究を拝見したあたり、新宿駅2,3番線での折り返しは北側の埼京線と両立出来そうです。新宿分断は埼京線の相鉄直通の設備の準備が間に合わないからとも言われています。新宿折り返しの時間帯は既報だと日中以外でしたが、公式情報によると朝通勤時間帯のみのようです。理由は間違いなく折り返しをするキャパがないからだと思われますが、それによってこの時間帯に通勤快速に化けて川越まで行ったりする可能性もあると思われます。

 

あと、新宿折り返しと言われていますが、出入庫の関係から、朝の「池袋行き」、夕ラッシュ前の「池袋始発」はあるのではないでしょうか。

ちなみに現在の池袋行きは(着時刻)

<平日>

9:26(新木場発)

9:43(新宿発)

9:54(新木場発)

10:15(新木場発)

<土休日>

10:07(新宿発)

10:32(新宿発)

 

池袋始発は(発時刻)

<平日>

6:53(新宿行)

16:31(新木場行)

16:57(新木場行)

<土休日>

16:30(新木場行)

17:53(新宿行)

 

直通線が始まると、この程度の本数は池袋行き、池袋始発になるのではないか?と、予想してみることにする。

 

車両であるが、JR側は埼京線E233系、相鉄側は最新型の12000系が使われるそう。E233は新たに7本、12000系は6本製造されたので、単純計算でこの分が直通線の運行に使われるということになりそう。

f:id:hitori_trip:20190718114529j:image
f:id:hitori_trip:20190718114532j:image

 

3.直通線の種別、停車駅

こちらも肝心、直通線の停車駅も合わせて発表された。

 

まず、JR線部分は、線路上にあるすべてのホームに停車することとなった。羽沢横浜国大を出てから武蔵小杉の手前まで貨物線を走行するため、ホームがない新川崎、鶴見等は通過となるが、武蔵小杉から先、新宿までは湘南新宿ライン普通列車と同じ体系を取る。巷での予想組で話題となっていた西大井への停車であるが、今回全ての列車が停車することになった。

しかしよくよく考えてみればこれは当然かつ大きく混雑緩和に貢献している他ない。

 

私も湘南新宿ラインを池袋まで利用していたのでよく知っているが、西大井から大崎が1番混む。武蔵小杉までと比べて、快速系統の恩恵が全くない唯一の駅なので、有効本数が半減、また品川経由だと倍近い時間がかかるため多くの乗客が湘南新宿ライン普通に集中する。現在朝通勤最混雑時間帯でも20分毎のみの運転なので、直通列車がここに入り、本数が倍増となれば混雑緩和は間違いないだろう。

また相鉄より東京方面へ向かう乗客が武蔵小杉で乗り換えてしまうと、現在のホームではパンクしてしまうので、西大井停車によって、西大井での乗り換えを呼びかけることもできる。

 

次に相鉄側であるが、直通側の種別は「各停」と「特急」だと発表された。これは意外であった。特急だと本当に主要駅にしか止まらないので、時短効果の宣伝にしかならないのではと考えていたからである。また、分岐駅の西谷は現在各停のみの停車駅であるが、こちらの直通する特急も新たに西谷に停車するとのことである。

f:id:hitori_trip:20190718112213j:image

 

朝通勤時間帯は特急と各停、半々の運行ではないかと思っている。問題は日中の種別で、2本/hの直通を半々で分けてしまうと、両種別は所要時間的に7-8分の差があるため、駅によっては20分-40分の間隔になってしまい使いづらい。

おそらくどちらかで統一をしてくるのではないかと予想する。

本命は各停2本としてみるが、特急2本になったらそれはそれで面白い。ちなみに現行の相鉄のダイヤにはめるならば、特急2本の方が純増でも既存置き換えでもはまりやすそうだが果たして……。

 

また、これに合わせて相鉄からはなんと早々に11/30からのダイヤ改正の概要が発表されたので、早々にこれをまとめることにする。

 

とりあえずここまで!ご覧いただきありがとうございました。