【特別停車・土日編】名鉄の特別停車まとめました(土曜、休日編)
前回、名鉄の平日の特別停車についてまとめました。
名鉄と特別停車の説明は前回に任せるとして、
特別停車は、朝ラッシュ時間帯の柔軟な運用に対応するために数本だけ停車するというものからある時間帯以降のとある系統のみ停車といった1つの駅に多く止まるタイプなど、さまざまな例が出てきました。
さて、あまり朝もラッシュではない土休日だと、どのようになるでしょうか。
前回との比較を出すために、表題等グループは平日と揃えてあります。
①ミュースカイ
平日は朝4本の連続特別停車と、深夜のホームライナー型がありました。
休日においても、早朝時間帯の4本は健在です。
この時間帯は、特急等の車両とのやりくりもあり、特急が常滑線に来られないので、ミュースカイで代替するという面もあり、毎日朝方は特別停車となっています。
②特急、快特(名古屋本線)
平日ダイヤでは豊川線直通特急や伊奈駅、鳴海駅等、朝や深夜に多くの特別停車がありました。
休日では本線の豊橋周辺のみ残りました。
伊奈駅の特別停車は平日と同じ理由ですが、時間帯が早朝のごくわずかとなりました。
終電近くの美合特別停車〜伊奈行き特急は、休日は1本のみの運行です。
なお、平日はありました笠松、新木曽川の特別通過は休日は発生せず、全列車停車となります。
③特急(河和線ほか)
平日ダイヤでは朝夕のラッシュに合わせて全列車が特別停車という形をとっておりました。
また、少し例外もありましたが……
土休日は朝の上りこそわずかですが、夕方以降の下りはほぼ平日と変わらずです。
朝の住吉町にも止まる下り始発は平日のみのようです。
なお、朝の1本のみ特別停車をしない特急は時間を変えて健在です。
なお、平日と比べ特急の本数が減っているので、本数調整の須ヶ口行きは無くなっています。
特急系統の停車回数まとめです。
平日との差がわかるように、平日の停車回数順の表のまま休日の回数に換えました。
本線豊橋付近が数を減らしながらも残りました。
巽ケ丘、南加木屋は堅いですね。
④急行、快速急行(常滑線)
平日は聚楽園での接続停車、西ノ口での待避停車など、旅客流動よりもダイヤ的な面での小規模な特別停車が多い系統となりました。
休日ダイヤになると変化が大きいです。
まず、聚楽園の特別停車が消滅するため、上り名古屋方面は特別停車が無くなり、今回割愛となりました。
また、下り方面ですが、早朝1本の準急柴田停車を残し、全て解消となりました。
特筆すべき点は、2019年のダイヤ改正で、早朝に栄生始発の快速急行の空港行きが土休日のみ運転開始となりました。本来は名古屋始発相当の価値ですが、出庫ついでに栄生から営業となるような形です。これにより、「快速急行は確実に栄生は通過」が崩れることとなりました。
(快特の新安城も同じ部類になりますが、こちらも2021年5月改正で崩れる予定です)
⑤急行、快速急行(名古屋本線)
詳しくは省きますが、平日の特別停車はまさにカオスそのものでした。
休日になると、早朝の始発時間帯を残し全て解消しました。
残る停車は早朝の豊橋行き準急の本笠寺停車と、豊明(特別)始発と、例のまとめられない大里のみとなりました。
急行などの朝ラッシュ(というより、パターンダイヤ前の早朝)の休日版です。実際には次項の日中パターンダイヤが7時台から始まるので朝は下記の日中も多少は混ぜて考えると良いと思います。
⑥深夜帯の本線急行(北行)
さすがは深夜帯、平日と基本的に時刻等も含め同じです。違いはわずかです。
⑦豊川線〜名鉄一宮直通急行
平日は日中から延々と特別停車でしたが……
休日は有松、二ツ杁の特別停車が綺麗さっぱり無くなりました。朝時間帯にも両駅の特別停車はないので、おそらくこの2駅が平日との差がかなり大きい駅となります。
これには理由があり、休日と平日の2駅に特別停車していない時間帯には豊明駅から津島線に直通する準急が毎時2本設定されています。
この準急、元々日中の全ての時間帯で設定されていましたが、改正により昼過ぎまでが廃止となってしまったため、その流動の代替手段としての停車が設定されています。
2021年5月の改正で、この系統の土休日の大半が廃止されるとのことで、おそらくではありますが休日のこの系統でも2駅への特別停車を実施するものと思われます。
これによる両駅への特別停車回数は48-50回程度にのぼるとみられ、一気に土休日の特別停車回数ランキングで上位に入るものと思われます。(推測です)
⑧西尾線〜名古屋本線〜津島線系統急行
平日、パターンダイヤ中は全列車が豊明に特別停車しておりました。
豊明停車は継続となっております。
なお、パターンダイヤの時間帯が平日より長いので、停車回数は平日よりも多くなっております。神宮前(名古屋)-須ヶ口間が全列車準急なのは、先ほど紹介した豊明発の準急が普通となって走行しているためで、こちらも改正後はこの系統が普通になってしまうものと思われます。
日中の停車数まとめです。深夜も含んでいるのは平日と同様ですが、大里の停車が数本早朝のパターンダイヤ時間帯なので、日中以降と呼べるか疑問です。
まとめ
休日の停車回数を多い順に並び替えました。
やはり平日と合わせて、上位5駅に停車する便については別の種別があっても良さそうですね。
それでは、最後に平日と停車数を比較します。
平日に比べ停車回数が少ないものの、平日に停車回数が多い駅は休日も停車あり、そんな要素が見つけられました。豊明の特別停車が休日の方が多いのが意外。
有松と二ツ杁も改正後は休日の方が多くなる可能性を十分に秘めています。
(さらに、改正と同時に2駅の平日の方は本数が減る見込みです)
前回と2回に分けて名鉄の特別停車を特集しましたが、いかがでしたでしょうか。
平日を取り上げる方はよく見かけたものの、休日については、あまり取り上げる人が少ないような体感でしたので、取り上げることができてよかったです。
今後も気が向いたら更新していくので、気軽にお立ち寄りください!
ご覧いただきありがとうございました。
【特別停車】名鉄の特別停車、まとめてみました(平日編)
気ままに更新したいときに更新しています。
ふとこの前の年末年始に興味が出てしまい、せっかくまとめてみたので、今回は名鉄の特別停車のお話を。
「名鉄」とは?
愛知県と岐阜県にまたがって「名古屋鉄道」という広大な路線網を持った鉄道会社があります。私は関東圏の人間なので、なかなか乗る機会がありませんが(過去2度ほどしか乗ってません)、他の会社、路線にはないにはさまざまな特筆点が多くあり、ファンの注目を常に集めている鉄道会社です!
普段利用している人からすれば日常となりますが、(同じ路線内で)種別がコロコロ変わったり、多くの駅で後ろ2両分ホームからはみ出してドアが開かなかったり、その種別の停車駅でないのに毎日止まったり…ハマり出すと止まらない路線、それが名鉄です。
「特別停車」とは?
そんなカオス要素たっぷりの名鉄で最も有名なものが、今回取り上げる特別停車です。
種別こそ同じ"特急"や"急行"を名乗りながら、毎日ある列車限定で普段は通過する駅に止まる……そんな訳の分からないことが毎日発生しています。
首都圏で似ている例だと、小田急線の経堂駅。
同じ急行でも、平日下り18:00-21:00は通過という設定をしており、こちらは特定の時間、通過するという案内が路線図にもわかりやすく出ています。しかし、名鉄は違います。
通過する列車、停車する列車は同じ時間帯でも列車ごとに異なります。しかもそこかしこの駅で毎日やってます。
今回はそんな特別停車。すべてまとめております。
(2021年5月22日にダイヤ改正が行われるという報道がありました。今回はそこまでは調べられないので、2021年3月現在のダイヤが基になっています。)
①ミュースカイ
JR東日本の成田エクスプレス、京成のスカイライナーのような、座席指定制の特急種別です。
スカイライナーのように、種別名がミュースカイです。
こちらの最上位種別にも当然のように特別停車があります。
朝の最初から4本の名古屋方面の列車で、空港から神宮前までの特急停車駅5駅に止まっていきます。一見すると最初からカオスですが、首都圏ではよく見る話で、成田空港発の成田エクスプレス朝の上りのみ千葉県内で4駅止まるのと同役割で、着席定員制のライナーとしての役割も果たすものです。そう考えるとよくある話だなと納得できるものです。
ちなみに、この特別停車駅のうち、真ん中の新舞子、朝倉、尾張横須賀では後ろ2両のホームが足りず、ドアを締め切っていたそうですが、新舞子駅が2021年3月21日よりミュースカイのために上りのみホームを延伸し、締切が解消されたようです。
深夜の神宮前始発、空港と関係ないミュースカイは完全にホームライナーです。特急と停車駅を揃えています。
②特急、快特(名古屋本線)
日中は1時間に2本ずつ、計4本走っている名鉄の主力種別です。
快特の特急停車駅との違いは、国府と新安城を通過するだけなのですが……
朝夕の特急の運用は特別停車多めです。
特に多いのが伊奈への停車です。
特急だけでなく、快特も停車していきます。
伊奈は終点豊橋の一つ前ですが、豊橋への入線本数が限られているため(理由は割愛)、朝ラッシュ時は特急のみの乗り入れとなります。そこで、急行以下の乗り換えの利便を図るための伊奈停車、というわけです。
通勤特急、通勤快特みたいな別の種別があっても然るべきですね。
上の表の他にも、国府で分かれる豊川線始発の特急、快特がありますが、豊川線内は特別停車扱いです。
須ヶ口行きは、本来名古屋行きなのを、名古屋で終点扱いしている時間がない(後続がすぐ来る)ため、入庫する駅まで回送しながら営業するような感じです。
岐阜発の朝ラッシュは、以前通過していた2駅が現在も名残で朝のみ一部が通過しています。
全列車でもなければ交互でもないのでこれは完全にカオスです。
ところで…快特は国府と新安城が通過としましたが、ご覧の通り朝夕はみんな国府に停車してしまうので違いは新安城のみ…といきたいですが、5月のダイヤ改正で豊橋行き最終が新安城停車の快特らしいですね。どんどん違いが無くなっていく…
③特急、快特(河和線ほか)
日中パターンダイヤ時は1時間に2本ずつか名古屋始発でそれぞれ河和、内海に振り分けられます。
朝の名古屋方面、夕方以降の半田方面に停車駅が増えるだけのわかりやすいスタイルです。
これこそ通勤特急なる種別があれば特別停車なんていらなそうですね。
しかしパターンにはまらないものもあり、朝の上りに何故か特別停車をしない便があるのと、朝の1本目の特急が更に停車駅を増やして通勤通学に対応している列車があります。
※須ヶ口駅には他にも特別停車の特急がありますが、津島線に直通する系統は標準停車駅となるので割愛します。首都圏の西武池袋線の練馬駅への地下直快速急行の停車と同じ扱いになります。
以上か特急系統です。
ここまでの特別停車を、停車回数を多い駅順にまとめてみました。
ここまでは種別も変わらず分かりやすいのですが……
④急行、快速急行(常滑線)
ここからは大変なので、上下線それぞれで特集します。
まずは名古屋方面。
こちらだけならそんなに難しくないです。
急行以外の種別に化ける時は、色分けしているので詳しくは避けます。特別停車だけに話題を絞ると聚楽園にたくさん止まります。一つ前の太田川が路線が合流する駅で、朝はミュースカイも止まるくらい大きな駅ですが、路線別にホームが分かれてしまっているため、緩急接続が満足にできません。
そのため、合流した後の直近の緩急接続可能な構造の聚楽園が代替しています。
聚楽園に特別停車する便は基本的に各駅停車と相互で乗り換えが出来る設定になってます。
ちなみに、快速急行はレアな種別なのですが、割と特別停車時間帯に絡んでくるので、全列車載るように全体を作ってます…つまり、常滑線の上り快速急行は聚楽園に全てが特別停車すると覚えておきましょう()
このあたりからまとめようがないぐらい停車が散っていきます。常滑線系統につながっている犬山線の小田井コンビが南行は一本のみなので掲載。こちらの急行、2021年3月15日より特別車に乗車可能になりました。
名古屋本線の大里駅への特別停車だけはどうしても系統分けできず、この後数回出てきます。
大江は工業地帯ど真ん中だそうで、ラッシュ後半の快速急行は全て止まるようですね。
西ノ口は設備の都合上、後続列車の待ち合わせのための特別停車です。2本目の停車は更に通学対応のため続けてもう2駅停車します。
基本的に始発から全区間普通、特急以外全て掲載しているので、特別停車時間帯が右のほう(朝ラッシュ時間帯)に寄っているのがわかります。
⑤急行、快速急行(名古屋本線)
おそらくこちらが1番カオス度が高いです。
が、同種別で以下の表を作るとなんとなく全容が見えてきます。たぶん。
やっぱり特別停車駅が多すぎてどこから手を出せば良いかわからないカオス状態です。おそらくこれが1番複雑。
やはり名古屋中心部への通勤通学のために、綿密に計算された特別停車だといえるでしょう。
停車数が多いところで頑張ってまとめると、
名古屋着7:30-8:30の急行は有松(または中京競馬場前)に特別停車、そのうちの半分は矢作橋にも停車
ここだけは分かりやすいかと思っています。
あとは、需要や普通列車との本数調整のために数本ずつ停車していきます。
南行はあまり多くないです。やはり名古屋方面とは逆を行くからですね。
豊明の2本のうち1本は始発列車の出庫を兼ねているので、実質全ての特別停車駅にて1回ずつの特別停車となります。
ここまで朝ラッシュ(特急は夕方以降含む)の特別停車をまとめていきました。通勤通学に対応した柔軟な停車パターンを作る、そのための特別停車ですね。
朝ラッシュの急行などの特別停車回数をまとめるとこんな感じ。名古屋の南側で対象駅が多く、名古屋に向かう側で多いのが特徴です。
⑥深夜帯の本線急行(北行)
大里駅への特別停車のみ、終電近くのパターンダイヤ終了後に出てきます。なお、パターンでない豊橋発の3本は特別車付きの間合い運用です。
さて、これで終わりたいのですが、特別停車はなんと日中のパターンダイヤ中にもあります。。。
⑦豊川線〜名鉄一宮直通急行
名鉄のダイヤは特徴的で、さまざまな系統を走らせたいがために名古屋の本数は昼間でもかなり多く、夕方でもあまり増やせないので、朝ラッシュが終わると終電近くまでパターンダイヤが続きます。他の各線のパターンダイヤが日中だけなのに対して夕ラッシュまでパターンダイヤが続くので、まとめる側としては非常に楽です。
こちらは「豊川急行」とよく呼ばれる系統です。基本的には14時台まで有松と二ツ杁に停車、15時以降は大里に停車となります。
有松と二ツ杁は運行時間が縮小された準急の代替、大里は過去に停車駅だった名残だそう。
ここにも何か種別名がつけられればベストかと思いますが、メトロ副都心線のFライナーみたいなものを名付けるしかないんですかね。
大里停車は東岡崎以南準急への種別に変更とセットが多めなので、通勤急行とか区間急行とかだと関東風ですがいけるかもしれないですね。
今度のダイヤ改正でこの系統の日中は廃止になるようです。二ツ杁付近は普通列車で代替なので問題はなさそうですが、有松付近は純減の見込みです。なにか他の系統の急行が特別停車するようになるのでしょうか…?
⑧西尾線〜名古屋本線〜津島線系統急行
いわゆる「吉良急行」と呼ばれるものです。
こちらは分かりやすく、この系統の全ての列車が豊明駅に停車します。ここまで読んでいただいた方ならスッと入ってくるかと思います。津島線側の種別変更がごちゃごちゃしてますが今回はスルーしましょう。
日中のパターンダイヤの急行と深夜の大里停車分の急行を回数別にまとめました。駅数は少ないものの、日中パターンとなると当たり前のように止まっていくので1駅あたりの回数が段違いです。
まとめ
以上で、全ての平日の特別停車駅の紹介が終わりました。ここまで読んでくださった皆さまはこのカオスな感じをどう思ったでしょうか。
では、最後に全ての特別停車駅を1つの表にまとめました。
やはり日中も特別停車のある駅が圧倒的な数を記録しています。
1日3回以下の駅は柏森駅除いて全て朝ラッシュに集中します。
平日に1日297回の特別停車もあるともはや種別分けとは何かを疑いたくなりますが、さまざまな要素が絡んで利用者目線で考えられていることがわかりますね。
さて、土日はラッシュはあまりないですが、どうなるのでしょうか。
気が向けばそちらもまとめていきたいと思います。
【第4日目】夏の大旅行2019シリーズ(ゆふいんの森乗車記)
10月に入り、寒くなってきましたね……
そう、まだ夏の話、折り返して無いんです。
今日は久々にこちらのシリーズを更新。
ここまでの流れは、様々な山口県他山陰の観光列車を乗り継ぎ、博多まで到達したところです。
この日の移動列車はただ一つ。
観光特急「ゆふいんの森」に始発の博多より乗車し、終着の由布院(乗った列車は別府行きでしたが…)まで乗り通します!
ということでやってきた博多駅。(写真は前夜)
何番線だったかは忘れました。
博多駅、人も多いしこの後二回ほど通りましたが珍しく構造を覚えられず。
ゆふいんの森は、鹿児島方面より入線してきます。今回乗車した3号はちょっと古めの4両編成の車両。
今回は先頭車両に乗る。
今回はなんとこちらの前から2列目に乗車。
1番前が取れなかったのが惜しいですが、それでもこの展望です。
充分に楽しめました。
このようなラウンジがあるのが特徴です。
木をモチーフにした暖かみのある内装といったところでしょうか。
乗車してしばらくは売店が開放されませんでしたが、弁当がすぐ無くなると聞いてとりあえず列に並びました。一度買った後しばらくしてもう一度行きましたが、その時はやはり残っておらず、人気が伺えました。
ということでこちらを頂く。
ゆふいんの森弁当。
ゆふいんわっぱと並んで人気の弁当です。
ちなみにこちらがゆふいんわっぱ。
後で売店に行った時は、残り物のこいつを頂きました。
みかんジュースと限定品のうちのたまごロールケーキ。
えーと、景色が山あいを駆け抜ける見応えの景色だったのですが、あまりにも見応えがありすぎて、写真がこれだけですごめんなさい。
とんでもない晴天だったことがうかがえます。
(これはフラグです。)
博多から2時間10分、目的地の由布院に到着しました。短い間でしたが、たっぷりと楽しめたのではと思います。
乗ってみてわかりますが、ほかの観光列車が快速なのに対し、九州のそれが特急となっている理由がよくわかります。やはり快速の観光列車とは一味もふた味も変わってきます。
18きっぷ等で乗れないのは惜しいですが……
この後大分経由で別府へと向かうゆふいんの森をお見送り。翌々日はこちらのルートを後追いする…はずだった。
由布院といえば温泉街が有名です。といってもそんなに広いわけではなく、商店が立ち並ぶ通りが一本あるだけが基本、と言ったところです。
なのでぷらーっと店を巡ったら、あとはバスで別府に向かうか、温泉でのんびりする、と言った流れが基本となるようです。
その通りの奥に、下の写真のような大きな池があります。ざっと、ここがゴールと思っておくと自然かもしれません。
この日は早めに宿に落ち着き、宿に備え付けの天然温泉につかっておりました。
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ゆふいんの森は、博多〜由布院間を上下3本結ぶ観光特急です。同区間を走る「ゆふ」号は単なる汎用特急なのでプランを立てる際は乗り間違えないように注意してください。
詳しくはこちら
http://www.jrkyushu.co.jp/trains/sp/yufuinnomori/index.html
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この日の移動まとめ。
これだけです。
この次、早く更新したいところです。
それではまた次回!
【相鉄・JR直通線特集】②直通線開業による埼京線、横須賀線の始発終電拡大へ〜
前回に引き続き、9/6に発表された相鉄・JR直通線の詳細ダイヤ発表に関わる特集シリーズ。
今回は大きく2つ。
こちらに話題を絞ってまとめてみました。
①埼京線の池袋以南の早朝運転時間拡大
現在、埼京線の基本運転は新宿で半数以上が折り返し、かなり数を絞って南側に直通が基本ですが、早朝は少々特異的な運行形態をとっております。
早朝、始発列車は池袋-赤羽の区間列車から始まり、時間を追うごとに南北に運転区間が広がっていきます。
こちらは、早朝の大崎〜新宿を埼京線の列車が走行するまでの列車をまとめた表となる。
さらに分かりにくいので時系列にまとめると以下のようになる。
この中で特に顕著なのが、4:30から始発が走り始めるのに、池袋-新宿の運転が始まるまでに1時間40もあるところである。となりの山手線に乗れということだったのか分からないが、この点が今回少し緩和されることになる。
改正の結果がこちらである。
増発部分は橙で塗りつぶした。
これにより区間ごとの運転時間は以下のようになる。
始発の繰り上げ等で数分の繰り上げ等はよく見ることだが、いきなり30分前後の繰り上げはなかなか見られるものではない。
なお、今回は平日の話として代表されていたが、おそらく土休日も似たような繰り上げになると予想される。これと相鉄直通線に伴い、池袋より南側の利便が圧倒的に変わる。ここが②の内容となる。
②相鉄直通線列車を利用した横須賀線方面への有効列車増発
前回の概要記事にて、相鉄の直通は朝を除き海老名→新宿→海老名でワンセットの運用になっており、新宿で回送になる運用は基本的には設定されない計算になっている。これは始発や最終列車でも同様で、海老名発上りが始発も最終も早く、新宿発下りが始発も最終も遅い時間となっている。
平日始発
【海老名5:43-6:44新宿6:58-8:05】
平日最終
【海老名22:11-23:09新宿23:14-0:26海老名】
また、今回の改正により懸念されていた「横須賀線の減便」がどうやら一本もないらしく、またほぼ全ての現在列車がそのまま存続するという奇跡的な結果となった。一体どこにそんな隙間あったのだろうか(犠牲となったのは湘南ライナー1本のみ)
これにより、こっそりと恩恵を得ているのが、「武蔵小杉以南より湘南新宿ラインにて新宿に向かい、新宿から帰る人たち」である。
湘南新宿ラインはかねてより特に南側の始発が遅く、終電が異様に早いという特徴があり、早朝深夜の時間帯は、品川にて山手線(+大崎で埼京線)へ別ホームへの乗り換えを強いられていた。
まずは始発付近の上りのダイヤをご覧いただきたい。
こちらは湘南新宿ラインの本数が安定してくるはじめの列車までの全ての列車をまとめたものである。1番下の列車より新宿方面へは10分ごとの運行になるためここを境目とした。
この掲載時間帯、横浜から新宿方面へ乗り換えなしで向かう列車は以下である。(横浜発時刻)
6:26(快速)、6:48、7:05(快速)、7:24
これ以外に、品川で山手線に、列車によってはさらに大崎で埼京線に乗り換えることにより有効列車となる列車が以下となる。(横浜発時刻)
5:22、5:39、6:33、6:52、7:08
ただし、はじめの二本以外は湘南新宿ラインの直後に発車し、新宿に着く頃には次発の湘南新宿に近接してしまっているので、形式上の有効列車となっているだけで、使い物にはならない。とにかく、便利に向かえる始発が6:26というのは遅い。
これが12月の平日より以下のようになる。またしても増発部分は橙で塗りつぶした。
今までの湘南新宿ラインの他に、横浜から横須賀線に乗り、武蔵小杉ないしは西大井で同じホームの後続に来る相鉄からの列車に乗り換えるという新技が加わることになった。
これにより、新宿や池袋への有効列車が純増。
湘南新宿ラインの4列車のほかに、以下の列車が相鉄直通線への乗り換えでスムーズに新宿へアプローチできる列車となる。(横浜発時刻)
6:03、6:33、6:52、7:13
後ろの3列車に関しては発車時刻が変わらないが、所要時間が短縮されるのと、乗り換えの手間が圧倒的になくなる点で十分に有効列車へと進化することになる。
それよりも、最初の6:03発が大きなポイント。
これにより、横須賀線〜新宿方面への始発が従来の湘南新宿ラインの始発より横浜発が23分繰り上がり、新宿着も14分繰り上がることとなる。先ほどの脅威の30分繰り上がりに比べたら薄いが、普通に考えればかなりの大繰り上がりである。
【横浜6:03-6:15武蔵小杉6:20-6:44新宿】
こちらの列車が新しい始発列車となる。
今度は下り最終付近を見ていく。
今回は21時台より全掲載している。
ここでのポイントは2つ。
①21時台の24分の開いた穴
②終電の早さ(新宿22:58)
②は先ほどの逆の話なので良いとして、21時台に突然24分も間隔が空く場所が存在する。筆者も学生の頃池袋より横浜方面へ帰るのにこの時間をよく利用していたので業を煮やしていた。
一応、その抜けた時間にはホームライナーが入っててなんて理由もあるが大船まで通過なので知ったこっちゃない(ごめんなさい)。
この二点が、相鉄直通線により意図せずに改善されることとなる。
新宿→横浜のホーム上乗換技により生まれた有効列車が以下の2つ。
【新宿21:35-21:57武蔵小杉21:59-22:11横浜】
【新宿23:14-23:35武蔵小杉23:41-23:54横浜】
それぞれ、①と②の改善に貢献している。①はこの列車により24分の穴が16分と8分に分散し、この路線として標準的な間隔に是正された。(どちらかというと後ろに寄っているが気にしてはいけない)
②に関しては新宿発最終が16分繰り下がる大貢献となった。12月からはJR横浜方面への最終としても賑わいを見せる列車となることだろう(果たして10両で足りるのか)
ちなみにこの直通線の純増による横浜方面への有効列車増加、日中のパターンダイヤの時は湘南新宿ラインの快速、特別快速の後追いで走行するため横浜視点での本数増には至らなかった。特別快速に続行する上下列車のみの恵比寿駅のみこっそり有効列車増となる。
ちなみに西大井駅は終日全列車純増となるのでこの論議からは便利すぎる故除外とさせて頂いた(笑)
全体的にまだまだ仮ダイヤな感触もあるが、それでも対相鉄以外にも利便性を発揮しそうな開業路線となりそうだ。
またまとめたいことが増えれば記事になる可能性が高い。
ということで、また区切りです!
最後までご覧いただきありがとうございました〜
【相鉄・JR直通線】気になるダイヤ発表!①概要と主なポイント〜
この日を待っておりました!
もう前置きなんてありません早速詳細です。
2019年11月30日に開業となる相鉄線とJR線の直通ダイヤが発表となりました。
JR詳細(https://www.jreast.co.jp/press/2019/20190906_ho01.pdf)
相鉄詳細(https://www.sotetsu.co.jp/news_release/pdf/190906_01.pdf)
上の写真が、直通線のすべての時刻表です。
ここから色々な情報が読み取れます。
大きなポイントは
①1日を通して特急の方が多く運行されるということ
②埼京線の新宿以北と直通するのは朝の6本ずつのみ
③海老名発→新宿発の順での運用のため、逆方向の運転時刻が朝晩共に短い
この3つになるかと思います。
①に関しては正直意外です。だってこれ、相鉄特急から乗り換えなしでJRに行ける駅が、海老名・大和・二俣川・西谷のみとなる。これだと横浜乗り換えと手間が変わらないのではないかと思ってしまうが、ここは所要時間とフラッグシップを狙ったのだろう。
素人目の印象として、各停が直通するより特急が直通した方がメインですごそうな印象がする。全部各停だと理にかなっててもなんだかサブ路線な印象を受けてしまうかもしれない。そこまで考えたのかは分からないが、1つの正解として落ち着いたのではないか。
②は、本当に新宿で両方向への折り返しがどうにもならない時間(7:33-9:02)のみを直通としているまさに運用上の都合と言ったところ。わずかな時間しか直通がないため、相鉄から新宿以北に行ってしまえばその日は折り返せない。逆も然りである。ということで、運用上ここで直通してしまうと24時間は帰ってこれないということになる。これを勘案して、相鉄車両は帰ってこれなくならないように、新宿までしか運行されないようだ。
③も単純に運用の問題だが、これによって横須賀線横浜方面からの有効本数が始発終電の延長も含め増えることになりそうだ。これについては長くなるので別の記事にしたのでこちらを参照したい。
他には池袋以南の埼京線の早朝の運転時間拡大や、相鉄の通勤特急や通勤急行の詳細も発表されているが、長くなっで更新が遅くなるので一旦ここで切りたいと思います!
開業日が待ち遠しいですね!
それではまた次回〜
【第3日目】夏の大旅行2019(〇〇のはなし乗車記)
相鉄の新ダイヤ発表もなくてげんなりしてるひとりさんです。
本日は更新が止まってた夏の大旅行シリーズを引き続きお送りします!
前回は、萩に泊まりながらSLやまぐちを乗りに新山口、津和野まで行ったお話でした。
3日目に〇〇のはなしに乗るために昨日萩まで戻ってきたのもあります。
東萩駅から乗車できる〇〇のはなしは、下関と東萩を土日を中心に一往復運行される、山陰本線の山口県部分を走破する観光列車で、往復利用の他にも通り抜けで利用することも可能な列車です。
ざっくり運行時刻は以下の通りです。
【新下関9:59-下関10:21-12:57東萩】
【東萩14:13-17:39下関-17:50新下関】
今回は東萩に宿泊していましたので東萩からの復路のみ乗車。よって、14:00頃までゆっくり観光することに。
東萩での観光といえば、一般的には萩城跡とそれに伴う城下町、また吉田松陰などが関係する松下村塾や松陰神社を巡るのが王道とされています。
これらは東萩駅前のレンタサイクル(1時間200円)の他、乗車料100円でどこまでも一周できる周遊バスがあるので、これらで一周するのですが……
おそらく観光で行きやすいと言われているのが駅から少し北に向かった「道の駅萩しーまーと」ではないだろうか。例に漏れず私たちも行ってみた。ただ、朝ごはんを食べた後だったのと、混雑で写真すらとらないといったレベルでした。お腹空いていれば美味しい海鮮丼が食べられるレストランも入っているのでおススメです!
そのあとは循環バスにひたすら乗り続け萩市内を周遊。
こんな山に登ったり…
お洒落な萩駅前を通ったり…
途中こんなにスッキリとした景色も。
この周遊の間にとあるスポットを見つけ、東萩駅まで戻ったあとレンタサイクルをすることに。
向かった場所はこちら。
なんと綺麗な海ではないか。
菊ヶ浜という場所で、皆さん海水浴を楽しんでおりました。
記事が膨大になるので控えめにいきますが、とても良い場所で、萩の観光で最もおススメしたい場所です!
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往復で乗車の場合、観光時間は75分程しかないが、〇〇のはなしの車内に往復乗車の乗客のための観光モデルルートがあるのでこれを参照すれば間違いない。SLやまぐち号の津和野駅にも欲しい。
山陰本線の益田方面から乗り継ぐ場合は1番遅くて10:43着のため、3時間半の観光時間があるため、萩宿泊と同じような観光ルートでも良いのかもしれない。
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ということで昼過ぎまでたっぷり観光の後、〇〇のはなしに乗車!
列車は洋風の2号車(上)と、和風の1号車(下)に分かれており、どちらも譲れない内装の良さです。
本日は洋風の2号車に乗車。車内は満席でした。さすがお盆。
列車内では数日前までに注文しておくと受け取れるメニューがあります。往路と復路で異なり、復路は簡単に言うとスイーツかおつまみです。
お酒を飲む2人ではないので迷わずスイーツを注文。
スイーツは東萩駅近くにあります「うきしま工房」の特別メニューで、観光の際に直接店にも行きましたがそこでは売られていないものも入っておりました。なにより包装紙がオリジナルで良い。
他にも乗車記念で様々なものをゲット。
机の上いっぱいに広がった。
箱に入っているのが特製のスイーツセット、その横にあるものがうきしま工房で直接買ったもの、手前の緑の箱が萩から長門で乗車するともらえる萩焼です。
中身を開けるとこんな感じで、かなりかわいいデザインとなっている(帰宅後に開封し撮影)。
また、復路の特徴として、山陰本線のわずかな支線、仙崎支線に入線し、仙崎駅で長時間停車するイベントがある。
車内での案内より、この停車時間で駅から徒歩5分のところにある「センザキッチン」へ行くように勧められる。ちなみにこの日は、その中の焼き鳥屋さんが美味しいとのガイドさんの評判により、乗客がこぞって焼き鳥を購入。もちろん買った。
最後になるが、この駅での停車時間は31分。乗り遅れると追いつけないので注意が必要である。
先程からグルメや記念品の「はなし」ばかりだが、景色の「はなし」も忘れてはいけない。
終始このような絶景が続くのだから飽きるわけがない。ちなみにこのような絶景ポイントでは停車するサービスがある。ポイントは決まっており、1番下の写真の黄色に黒抜きで「〇〇のはなし」と書いてあるポイントを目印に停車するので、これを見つけてみても面白いかも。
東萩から3時間半の乗車の後、列車は下関駅に到着。
列車はここで終点ではなく、新幹線乗換駅の新下関までの直通である。今回は在来線で九州に向かうためここで九州方面の列車に乗換となる。
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ここで〇〇のはなしの運転時刻をおさらい。
【新下関9:59-下関10:21-12:57東萩】
【東萩14:13-17:39下関-17:50新下関】
新下関乗換で新幹線からアクセスする場合、
往路は名古屋から一度も後続列車に道を譲らない名古屋始発のひかり491号が新下関に停車するので、比較的楽にアプローチできる。
ひかり491号の時刻はこちら。
【名古屋6:35-新大阪7:35-9:46新下関】
九州側からは新幹線のアプローチが微妙なので、小倉9:40発の普通列車で下関に向かった方が楽である。
【小倉9:40-10:00下関】
この列車には佐伯、大分からの特急ソニック12号、博多発ののぞみ16号、この前を辿ると鹿児島や長崎からもアプローチ可能である。
復路の場合も九州方面なら下関から普通列車で小倉に向かえばみずほ609号などに乗り継ぐことが出来る。
大阪方面なら新下関下車後広島駅までこだま756号に乗車することにより、のぞみ60号で東京まで行くことが可能。往路でサンライズに岡山まで乗れば、先述のひかりに乗り継げる。
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下関からは普通列車を乗り継ぎ博多まで向かい、もつ鍋を堪能。
この日も申し分ない快晴で、絶好の旅行日和でした。この日までは……
この日の乗車列車
東萩14:13-17:39下関(〇〇のはなし)
下関17:51-18:05小倉
小倉18:11-19:22博多(快速)
わずか3本でしたが大変濃い1日でした!
皆さんも是非〇〇のはなし乗車してみてください!
それではまた次回〜
【10月1日〜11月30日】秋の臨時列車まとめ
旅行から帰ってきて1週間経ったひとりさんです。30日(金)にJR・相鉄直通ダイヤ改正の超詳細発表がありそうなので(と思ったけど発表されなかった…)、それまでに旅行記をまとめたいところですが、ひとまず先に数日前に発表された秋の臨時列車について話題にしていきます。
とは言っても、秋臨のポイントは
・10,11月の話しかない
・春夏冬のような大型連休がない
という2点がポイントですが、あるキャンペーンのおかげで大変長い記事となっております。
よろしければ最後までお付き合いください。
今回1番ネタにしやすいのが大宮〜高崎〜湯沢〜新潟〜酒田〜秋田の高崎線、上越線、信越線、羽越線の一本線です。
このラインだけで
・SL(EL)ぐんまみなかみ
・やまどりもぐら・ループ
・谷川岳もぐら・ループ
・谷川岳紅葉号
・EL上越線美食旅
・越後紅葉ライトアップ号
・SL日本海美食旅
・海里
・きらきら日本海
と、9本もの臨時観光列車がひしめき合います。
それだけではなく、
・海里が新車両
・谷川岳紅葉、越後紅葉〜、きらきら日本海がきらきらうえつ車両
・2つの美食旅がばんえつ物語の客車
という恐るべし3本(以上)立てになっている点です。
これは10月から始まる新潟県・庄内ディスティネーションキャンペーンに伴うものである。簡単に言うと、特別に大きく取り上げるので乗りに観光に来てね!!という意味です。
それぞれの運行日は以下の通り。
・SL(EL)ぐんまみなかみ
【高崎9:56-12:03水上15:20-17:13高崎】
10月
12,14(EL旧型)・26(SL旧型)
11月
2,9,16,24,30(SL12系)
・やまどりもぐら・ループ
【水上12:25-13:42越後湯沢14:03-15:15水上】
11月16,24日
・谷川岳もぐら・ループ(やまどり車両)
【上尾9:54-13:32越後湯沢13:53-17:12上尾】
10月5,6日、11月17,23日
【新潟7:11-11:26水上15:08-19:21新潟】
10月12,13,14日
・EL上越線美食旅(ばんえつ物語客車)
【新津9:00-12:03水上15:20-18:02新津】
11月4日
・越後紅葉ライトアップ号(きらきらうえつ車両)
【新潟13:56-15:37柏崎18:43-20:27新潟】
11月9,10日
・SL日本海美食旅(ばんえつ物語客車)
【村上12:26-17:47酒田10:16-15:13村上】
11月2日→3日(2日で一往復)
・海里【新型観光列車】
【新潟10:12-13:19酒田15:02-18:33新潟】
※着時刻変更日あり、両者とも遅い方
10月
5日以降の金土休日(12日は運休)、21日
11月
2日以外の金土休日
【秋田8:51-12:59新潟13:59-19:17秋田】
10月25,26,27日
これだけだと分かりづらいので、せっかくなので多くの種類の列車に乗り継げるパターンを考えてみた。ここでは現在運行中のShu*Kuraシリーズも組み合わせることとする。
《10月5日(土),6日(日)》
【谷川岳もぐら・ループ&ゆざわShu*Kura】
①上尾9:54→越後湯沢13:32(谷川岳もぐら)
越後湯沢14:45→上越妙高18:38(ゆざわShu*Kura)
②上越妙高10:02→越後湯沢13:11(ゆざわShu*Kura)
越後湯沢13:53→17:12上尾(谷川岳ループ)
こちらは上尾が都内からアクセスしやすい点が大きい。Shu*Kuraを長岡、柏崎(越後線経由で一筆書き乗車券)、直江津(秋の乗り放題きっぷ利用)で下車し新潟に向かい、翌日海里に往復乗車するのも手。
逆に海里を往復乗車の後、翌日②ルートでも可。こちらは海里のデビュー1番列車に乗れるのでこのルートは検討する人も多いのではないでしょうか。
参考例として東京から②の2日コースを以下に。(一筆書き乗車券の場合)
東京7:48-9:56新潟(新幹線)
新潟10:12-13:19酒田15:02-18:33新潟(海里)
新潟7:43-8:34吉田8:39-9:47柏崎(越後線)
柏崎からShu*Kuraに乗車、②ルートへ
《10月12日(土)、14月(月)》
【ELぐんまみなかみ&谷川岳紅葉号】
①高崎9:56-水上12:03(ELぐんまみなかみ)
水上15:08-新潟19:21(谷川岳紅葉号)
②新潟7:11-水上11:26(谷川岳紅葉号)
水上15:20-高崎17:13(ELぐんまみなかみ)
こちらは旧型客車ときらきらうえつ車両を水上で乗り換えるスタイル。きらきらうえつの車両が水上まで来ることが珍しい上に、新潟で一泊すればこちらも海里と組み合わせられる。
13日はELぐんまみなかみが運休なので注意。
《10月25日(金),26日(土),27日(日)》
【海里&きらきら日本海】
こちらは旧型きらきらうえつと新型海里が往復共に桑川〜あつみ温泉間ですれ違う3日間となる。すれ違い前に乗り移りなど、さまざまなプランが練れるだろう。
(きらきら日本海→海里)
秋田8:51-11:19あつみ温泉12:29-13:19酒田
新潟13:59-15:37桑川17:21-18:31新潟
(海里→きらきら日本海)
新潟10:12-11:22桑川11:56-12:59新潟
酒田15:02-16:12あつみ温泉16:34-19:17秋田
《11月2日(金)→4日(金)》
ばんえつ物語の客車を使用した、今季最も人気度が高そうな乗り合わせである。3日かけないと全てに乗車出来ないレベルの高さだが、人気度も段違いと思われる。
(11月2日)新潟10:41-12:05村上
村上12:26-17:47酒田(SL日本海美食旅)
(11月3日)酒田10:16-15:13村上(SL日本海美食旅)
村上16:06-17:22新潟(普通列車利用の場合)
(11月4日)新潟8:33-8:54新津
新津9:00-12:03水上15:20-18:02新津(EL上越線美食旅)
新津18:20-18:40新潟
日本海美食旅が村上発着、上越線美食旅が新津発着のため新潟からはそれぞれ移動の必要があるため注意が必要。村上から新潟の片道のみ、2時間ほど待つが海里に乗車もできる。1日に海里に乗る4日コースも有効。ちなみにこの3日間は、ばんえつ物語がこちらで使用されているため本家は運休、代わりに同じダイヤで「磐越西線紅葉満喫号」と銘打った国鉄色+国鉄急行色の臨時列車が走るそう。人によっては悩みどころ?
《11月16日(土)、24日(日)》
【SLぐんまみなかみ&やまどりもぐら・ループ&おいこっとor越乃Shu*Kura】
《11月17日(日)、23日(土)》
【谷川岳もぐら・ループ&おいこっとor越乃Shu*Kura】
こちらは定期的に運行しているが、運転日が少ない組み合わせのため取り上げてみた。
16,17日はおいこっとが運休になるので注意。
[モデルルート]
(上越先回りコース)
・高崎9:56-12:03水上12:25-13:42越後湯沢(SLぐんまみなかみ→やまどりもぐら)
・上尾9:54-13:32越後湯沢(谷川岳もぐら)
①越後湯沢14:14-15:06越後川口
越後川口15:41-18:38上越妙高(越乃Shu*Kuraコース)
②越後湯沢14:14-六日町乗換-15:04十日町
十日町15:12-18:07長野(おいこっとコース)
(長野先回りコース)
①長野9:15-11:50十日町(おいこっとコース)
十日町12:16-12:54越後湯沢
②上越妙高10:02-12:32十日町(越乃Shu*Kuraコース)
十日町12:59-六日町乗換-13:51越後湯沢
・越後湯沢14:03-15:15水上15:20-17:13高崎(やまどりループ&SLぐんまみなかみ)
・越後湯沢13:53-17:12上尾(谷川岳ループ)
上越側から来た場合、十日町まで向かうと越乃Shu*Kuraに間に合わないので注意が必要。
かなり日程の縛りが大きいが、その分多彩な旅行も可能なのが2019秋臨の魅力となりそうだ。
皆様も是非いずれかのルートで旅行してみてください!きっぷはどのコースとも1ヶ月前の10時に予約しないと売り切れてしまいそうな列車ばかりなので計画はお早めに!
それでは、また次回もお楽しみに!