【急行津軽81号、82号、83号】客車夜行列車運行!
前回の記事で紹介したこちらの臨時列車で、大きなトピックを1つ取り上げ忘れておりました。
7/27と28に秋田〜青森を2往復運転します。
①7/27
往路→秋田8:59発〜青森12:16着(81号)
復路→青森16:05発〜秋田19:29着(82号)
②7/27-28
往路→秋田22:30発〜青森6:03着(83号)
復路→青森16:05発〜秋田19:29着(82号)
さらっと書いてありますが、2往復目の往路、83号が夜行になっているんです。
あくまで昔の座席夜行を味わうという企画のため、乗り心地等はムーンライトながら等を下回る可能性がありますが、旅情で勝負するといった具合になります。
ちなみに、公式プレスリリース上では、2往復目の利用で、函館に7時間程度滞在が可能と書いてあります。
時刻表にまとめると以下のようになります。
往路
復路
函館14:09発→新函館北斗14:28着(はこだてライナー)
新函館北斗14:48発→新青森15:50着(はやぶさ30号)
滞在時間は8:07-14:09で、6時間2分となります。うーん、7時間っていうのは新函館北斗基準のようです(新函館北斗発着なら7時間14分)。
夜行にこだわるならば帰りは乗車せず別の手段で帰宅、往復乗車にこだわるならば7/27の81号と28日の82号というのが1番賢明と思われます(滞在時間はちょうど24時間ほどになります)。
私は観光場所を決めるときは専らまっぷるに頼ってしまいます、、でもハズレがないのでやっぱりオススメでもあります。
ちなみに当日中に81号の秋田発車時刻、8:59に間に合うようにするには、南側からだと特急、普通列車にかかわらず、羽越本線酒田、奥羽本線院内、田沢湖線田沢湖がボーダーラインとなります。また、82号の秋田下車後の当日中の到達可能駅は羽越本線鼠ヶ関、奥羽本線院内、田沢湖線田沢湖となります。秋田新幹線を使ってもこまち96号で仙台までしか行けないので、関東圏へそのまま帰るには、タクシー等で秋田空港まで強引に移動し、20:50発のJAL168便に乗る以外は、泊まるか夜行バスになります。また、81号に乗りに来る場合も、7:00羽田発のJAL161便に乗れば可能性があります。ですが、乗り継ぐ駅行きのバスで向かっても間に合わないレベルなので、おそらく往路は前泊、復路も宿泊ということになりそうです。
ところで、こちらの列車、種別が「急行」となっております。結論から出すと、急行券を買えば周遊型のフリーきっぷ、「北海道&東日本パス」で乗れるということになります(多分ですが…ルール上は可能です)。
ということで、ここまで普通列車を乗り継ぎ、秋田等で宿泊すれば、格安で乗車出来る算段となっております(ちなみに、青春18きっぷでは急行乗車時には使用できません)。
また、新青森まで到達後の北海道新幹線も、特定特急券3,930円(少々割高ですが…)さえ払えば、北海道&東日本パスで乗車出来るので、先ほどの函館までの乗り継ぎ技も可能です。
また、津軽81号から北海道新幹線、その後普通列車を乗り継いで行けば、倶知安、小樽経由で23:54に札幌に到着できるので、理論上は乗り継ぎが可能です(長万部で2時間待たされます)
この手でさらに効率的なのが津軽83号のほうで、秋田22:30発という時間は、直江津、篠ノ井(しなの鉄道、飯山線経由)、首都圏なら大月、熱海、木更津、勝浦、成東、佐原より首都圏側なら日帰りで到達可能で、東京発なら基本的に秋田までどの経路で向かっても間に合う計算になります。また、朝に青森に到着後新幹線、そのあと普通列車を乗り継いで行くと、小樽経由で札幌に17:02着、その先も明らかに特急の方が効率は良いけれどけれど、普通列車だけでも旭川に22:34に到達可能です。
また、似た区間を走るリゾートしらかみとの組み合わせも可能で、
津軽81号なら、青森到着後の約90分後のリゾートしらかみ4号に、
津軽82号なら、青森発車2時間半前にリゾートしらかみ1号で到着すれば乗り継げます。
もちろん、津軽83号からしらかみ2号に乗り継ぐのも可能です。
いろんな組み合わせ、考えるだけでも楽しいので誰か行ってみて欲しいくらいです(笑)
ということで、本日はこの辺で。
また次回お楽しみに!