【ついにネット予約可能に!】サンライズ出雲&瀬戸、えきねっとでの取り扱いを開始〜
こんばんは、毎度お馴染みになりたいひとりさんです。
今日明日向けに記事を作っていたところ、大変なニュースが舞い込んでしまい記事を変更することになりました。
日本で唯一残っている定期寝台特急、サンライズ出雲、サンライズ瀬戸号。
20年ものではあるけれど最新型の設備等を誇り、新たな時代の寝台特急として今も毎日運行しております。
ですが、予約の仕組みの煩雑さゆえ、昨今で流行し始めたネットでのきっぷ予約に全く対応していない為、駅の窓口に買いに行くしか方法がなく、人気の日にきっぷを取りたければ事前予約等を駆使して10時うちに出かけるなど、大変な思いをしなければ取れないきっぷとなっておりました。
今回、そんなサンライズの中でも予約の仕組みが比較的通常の指定席と同じ、「ノビノビ座席」のみJR東日本のネット予約システム「えきねっと」での販売を開始するようです。
7月1日運行分より予約が可能になるようで、指定席等の販売は1ヶ月前の10時より可能ですが、えきねっとだとそのさらに1週間前の5:30より「事前受付」として、発売と同時に発券ボタンを押しておいてくれる予約ができるシステムがあり、窓口に通う必要がなくなります。
これによる予約初日は明日5/25(土)の5:30からとなります。随分ギリギリの発表だと感じております。
これはサンライズにとってはかなり画期的なことですが、まだまだ課題もたくさんあります。
①ノビノビ座席のみしか発券できない
今回対象となるのは雑魚寝タイプのノビノビ座席のみです。
ちょうど良い写真がないのですが、このような個室寝台は従来通り窓口で買うしかないようです。
②場所は選べない
これはどのネット予約の列車でもそうですが、事前予約で席を選ぶことは出来ません。いくら指定席とはいえ、一晩の寝床の場所をこだわりたいところ。もし場所を選んで発見して欲しければ窓口行きになってしまいます。
また、発売後も区画を選んで予約することは出来ません。こちらはシートマップを見て購入できる列車が多いだけに残念です。
③えきねっと非対応地区では受け取れない
こちらは割と致命的。
今回ネット予約のシステムを導入するのはJR東日本のみ。こちらで予約したきっぷはJR東日本が絡んでいる範囲(北海道含む)で指定席券売機に出向き、発券する事で入手できる。逆に範囲外の駅では受け取れないのだ。例えば上り始発駅の出雲市、高松等の西日本、四国エリアである。
帰りのきっぷもあらかじめ発券しておく必要がありそうだ。
④片道28席の攻防戦
サンライズは、瀬戸出雲共に1日1本の運行である(臨時91,92号を除く)。それぞれにノビノビ座席は1両しか連結されておらず、その席の数は僅か28席。
上り下り合わせて1日112席の攻防戦、予約が容易になってどうなるのかどうか、、。
何はともあれ、少しでも予約の手間が減ったのは間違いありません。
これからも末永く残っていて欲しいものです。
今年も乗れたらいいなと思っております。
次回こそ、今作成中の記事を投稿したいと思っておりますので、あと数日お待ちください!
それではまた次回!