【ついにネット予約可能に!】サンライズ出雲&瀬戸、えきねっとでの取り扱いを開始〜
こんばんは、毎度お馴染みになりたいひとりさんです。
今日明日向けに記事を作っていたところ、大変なニュースが舞い込んでしまい記事を変更することになりました。
日本で唯一残っている定期寝台特急、サンライズ出雲、サンライズ瀬戸号。
20年ものではあるけれど最新型の設備等を誇り、新たな時代の寝台特急として今も毎日運行しております。
ですが、予約の仕組みの煩雑さゆえ、昨今で流行し始めたネットでのきっぷ予約に全く対応していない為、駅の窓口に買いに行くしか方法がなく、人気の日にきっぷを取りたければ事前予約等を駆使して10時うちに出かけるなど、大変な思いをしなければ取れないきっぷとなっておりました。
今回、そんなサンライズの中でも予約の仕組みが比較的通常の指定席と同じ、「ノビノビ座席」のみJR東日本のネット予約システム「えきねっと」での販売を開始するようです。
7月1日運行分より予約が可能になるようで、指定席等の販売は1ヶ月前の10時より可能ですが、えきねっとだとそのさらに1週間前の5:30より「事前受付」として、発売と同時に発券ボタンを押しておいてくれる予約ができるシステムがあり、窓口に通う必要がなくなります。
これによる予約初日は明日5/25(土)の5:30からとなります。随分ギリギリの発表だと感じております。
これはサンライズにとってはかなり画期的なことですが、まだまだ課題もたくさんあります。
①ノビノビ座席のみしか発券できない
今回対象となるのは雑魚寝タイプのノビノビ座席のみです。
ちょうど良い写真がないのですが、このような個室寝台は従来通り窓口で買うしかないようです。
②場所は選べない
これはどのネット予約の列車でもそうですが、事前予約で席を選ぶことは出来ません。いくら指定席とはいえ、一晩の寝床の場所をこだわりたいところ。もし場所を選んで発見して欲しければ窓口行きになってしまいます。
また、発売後も区画を選んで予約することは出来ません。こちらはシートマップを見て購入できる列車が多いだけに残念です。
③えきねっと非対応地区では受け取れない
こちらは割と致命的。
今回ネット予約のシステムを導入するのはJR東日本のみ。こちらで予約したきっぷはJR東日本が絡んでいる範囲(北海道含む)で指定席券売機に出向き、発券する事で入手できる。逆に範囲外の駅では受け取れないのだ。例えば上り始発駅の出雲市、高松等の西日本、四国エリアである。
帰りのきっぷもあらかじめ発券しておく必要がありそうだ。
④片道28席の攻防戦
サンライズは、瀬戸出雲共に1日1本の運行である(臨時91,92号を除く)。それぞれにノビノビ座席は1両しか連結されておらず、その席の数は僅か28席。
上り下り合わせて1日112席の攻防戦、予約が容易になってどうなるのかどうか、、。
何はともあれ、少しでも予約の手間が減ったのは間違いありません。
これからも末永く残っていて欲しいものです。
今年も乗れたらいいなと思っております。
次回こそ、今作成中の記事を投稿したいと思っておりますので、あと数日お待ちください!
それではまた次回!
【急行津軽81号、82号、83号】客車夜行列車運行!
前回の記事で紹介したこちらの臨時列車で、大きなトピックを1つ取り上げ忘れておりました。
7/27と28に秋田〜青森を2往復運転します。
①7/27
往路→秋田8:59発〜青森12:16着(81号)
復路→青森16:05発〜秋田19:29着(82号)
②7/27-28
往路→秋田22:30発〜青森6:03着(83号)
復路→青森16:05発〜秋田19:29着(82号)
さらっと書いてありますが、2往復目の往路、83号が夜行になっているんです。
あくまで昔の座席夜行を味わうという企画のため、乗り心地等はムーンライトながら等を下回る可能性がありますが、旅情で勝負するといった具合になります。
ちなみに、公式プレスリリース上では、2往復目の利用で、函館に7時間程度滞在が可能と書いてあります。
時刻表にまとめると以下のようになります。
往路
復路
函館14:09発→新函館北斗14:28着(はこだてライナー)
新函館北斗14:48発→新青森15:50着(はやぶさ30号)
滞在時間は8:07-14:09で、6時間2分となります。うーん、7時間っていうのは新函館北斗基準のようです(新函館北斗発着なら7時間14分)。
夜行にこだわるならば帰りは乗車せず別の手段で帰宅、往復乗車にこだわるならば7/27の81号と28日の82号というのが1番賢明と思われます(滞在時間はちょうど24時間ほどになります)。
私は観光場所を決めるときは専らまっぷるに頼ってしまいます、、でもハズレがないのでやっぱりオススメでもあります。
ちなみに当日中に81号の秋田発車時刻、8:59に間に合うようにするには、南側からだと特急、普通列車にかかわらず、羽越本線酒田、奥羽本線院内、田沢湖線田沢湖がボーダーラインとなります。また、82号の秋田下車後の当日中の到達可能駅は羽越本線鼠ヶ関、奥羽本線院内、田沢湖線田沢湖となります。秋田新幹線を使ってもこまち96号で仙台までしか行けないので、関東圏へそのまま帰るには、タクシー等で秋田空港まで強引に移動し、20:50発のJAL168便に乗る以外は、泊まるか夜行バスになります。また、81号に乗りに来る場合も、7:00羽田発のJAL161便に乗れば可能性があります。ですが、乗り継ぐ駅行きのバスで向かっても間に合わないレベルなので、おそらく往路は前泊、復路も宿泊ということになりそうです。
ところで、こちらの列車、種別が「急行」となっております。結論から出すと、急行券を買えば周遊型のフリーきっぷ、「北海道&東日本パス」で乗れるということになります(多分ですが…ルール上は可能です)。
ということで、ここまで普通列車を乗り継ぎ、秋田等で宿泊すれば、格安で乗車出来る算段となっております(ちなみに、青春18きっぷでは急行乗車時には使用できません)。
また、新青森まで到達後の北海道新幹線も、特定特急券3,930円(少々割高ですが…)さえ払えば、北海道&東日本パスで乗車出来るので、先ほどの函館までの乗り継ぎ技も可能です。
また、津軽81号から北海道新幹線、その後普通列車を乗り継いで行けば、倶知安、小樽経由で23:54に札幌に到着できるので、理論上は乗り継ぎが可能です(長万部で2時間待たされます)
この手でさらに効率的なのが津軽83号のほうで、秋田22:30発という時間は、直江津、篠ノ井(しなの鉄道、飯山線経由)、首都圏なら大月、熱海、木更津、勝浦、成東、佐原より首都圏側なら日帰りで到達可能で、東京発なら基本的に秋田までどの経路で向かっても間に合う計算になります。また、朝に青森に到着後新幹線、そのあと普通列車を乗り継いで行くと、小樽経由で札幌に17:02着、その先も明らかに特急の方が効率は良いけれどけれど、普通列車だけでも旭川に22:34に到達可能です。
また、似た区間を走るリゾートしらかみとの組み合わせも可能で、
津軽81号なら、青森到着後の約90分後のリゾートしらかみ4号に、
津軽82号なら、青森発車2時間半前にリゾートしらかみ1号で到着すれば乗り継げます。
もちろん、津軽83号からしらかみ2号に乗り継ぐのも可能です。
いろんな組み合わせ、考えるだけでも楽しいので誰か行ってみて欲しいくらいです(笑)
ということで、本日はこの辺で。
また次回お楽しみに!
【7月1日〜9月30日】夏期間の臨時列車発表!〜昨年までと比べてみた〜
皆さんこんにちは、ひとりさんです。
昨日、JR各社より、夏の臨時列車の運行について発表がありました。
毎年5月の第3金曜日に発表されるものです。
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20190517_KO_2019SummerEX.pdf
https://www.jreast.co.jp/press/2019/20190511.pdf
https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000039559.pdf
https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/05/page_14261.html
本当は全てを取り上げたいところですが、あまりにも多すぎるので、一部抜粋としてまとめていきます。
①夜行列車等(運転日は首都圏発基準)
・サンライズ出雲91・92号
2019年…8/9,18(2日間)
(過去の運転日)
2018年…8/11,16(2日間)+山陰DCとして2日(うち1日団臨)、京都発1日
2017年…8/11,16(2日間)
2016年…8/12,17(2日間)
2015年…8/12,16(2日間)
毎年2日間の臨時、今年最も予想外の日に。今年こそ乗れるかな。
→乗れました。
2019年…8/1-17(18日間)
(過去の運転日)
2018年…7/27-8/18(23日間)
2017年…7/21-8/19(30日間)
2016年…7/22-8/20(30日間)
2015年…7/24-8/22(30日間)
2014年…7/25-8/23(30日間)
2013年…7/26-8/24(30日間)
2012年…7/27-9/1(37日間)
2011年…7/22-9/3(44日間)
2010年…7/20-9/4(47日間)
2009年…7/19-9/9(53日間)
30日で安定してからの再びの微減進行中。乗り心地は夜行バス並だけど安いし満席御礼の列車。いつまで続いてくれるのやら、、。
(ムーンライト信州は発見できていません。車両がなくなってしまうため白馬行きの91号は厳しいと思います。諏訪湖の花火大会時に運行される90,92号は「諏訪湖花火大会号」と名を変え、1本のみ(上諏訪0:10(8/16),23:32(9/7)発、新宿5:20着)運行と思われます。)
他にも、谷川岳山開き号が7/6-7で、上野23:35発、土合3:10着で運転されます。山登り臨で、帰り便も日中にあります。
(この記事の執筆後、急行津軽なるとんでもないものを発見いたしました。次回取り上げたいと思います。)
②新幹線等
こちらもゆくゆくはまとめていきたいですが、何か変化があったところのみとします。
今夏は平年どおりと思われます。
③その他個人的に取り上げたい列車
・DLばんえつ物語号…7/13-15
・SLばんえつ物語号…7/27-9/29で20日間
ついにSLでのばんえつ物語号が復活です!昨年7月以来1年ぶりとなります。
・特急富士回遊91,92号
土日を中心に運転継続。これ以外の河口湖、富士急行直通臨は運行を終えています。
・やまどり青梅奥多摩号(7/13-15)
・お座敷青梅奥多摩号(7/20-28,8/17-25の土日)
・青梅奥多摩涼風号(9/14-23の土休日)
・快速青梅奥多摩号(8/3,10)
奥多摩への臨時列車がたくさん運転されるみたいです。
お座敷の8月分は川崎発、快速〜が立川発の他は三鷹発です。
奥多摩、個人的に大好きなところでまた行きたいです。
・谷川もぐら、ループ(9/15,29)※上尾発
・やまどりもぐら、ループ(8/18,9/14,28)※水上発
日本一のモグラ駅、土合駅を下車観光できる臨時列車です。どちらも土合駅に長時間停車してくれます。
水上発は、SLぐんまみなかみと往復組み合わせて乗車すると便利かつさらに楽しめます!
・諏訪しなの号(9/21-22)
名古屋-長野の特急しなのが最近恒例で東日本管内まで乗り入れてくる臨時です。昨年は小淵沢までだったのが、富士見発着に短縮。ところで逆の木曽あずさはどこへ行ったのやら、、
・きらきらうえつ(7/12-15,9/13-16)※秋田延長日
おそらく最後となるきらきらうえつの秋田駅延長運転。上下ともにリゾートしらかみ、その先新青森で北海道新幹線に接続し、普通列車系縛りきっぷとしては楽しく東北越えができる乗り継ぎもこれで最後と思われます。1度は乗ってみたかった。
・風っこそうや(7/27-9/8の土休日)
東日本の観光列車「風っこ」が最果て、宗谷本線で運行される奇跡的な企画。
あの区間を開放的な座席で運転されるこの列車、宗谷本線と風っこどちらも乗車したことある身としては羨ましいです。個人的には8/12までの前半期間、音威子府より北側での運転日がオススメです!
長くなりましたが、たまにはこんな感じの記事も書いていきたいと思います!
皆さんも夏の旅行の計画を立ててみてはいかがですか?
それではまた次回!
【一筆書き?学割?】乗車券のあれこれ〜
みなさまこんにちは。ひとりさんです。
本日は前回紹介したきっぷあれこれのコーナーから、ピックアップする予定でいた「乗車券」について掘り下げていこうと思います!
前回の解説で、「その区間を走る列車に乗る権利」と紹介致しました。これはどんな種類の列車に乗るかどうかは関係なく、普通列車でも特急列車でも新幹線でも値段は変わらないと言うことです。(普通列車以外のこれ以外に必要なきっぷは前回の記事へ)これを踏まえてこの先を見ていきましょう。
皆さんも普段乗っていて感じているとは思いますが、乗車券の値段は「どのくらいの距離利用するか」によって決まり、距離が遠ければ遠いほど高額になります。
例えばこちらをご覧ください(JR東日本のHPの画像より)。東京駅に近い有楽町や神田は140円ですが、少し離れた上野や浜松町などでは160円となっております。
値段は駅ごとではなく、乗る駅からの距離で決まっております。
この値段設定は、身近な近距離の場合各会社ごとや地方ごとで値段が少しずつ変わってくるので、乗り換え案内を見たり、興味の範囲内で調べてみても良いでしょう。今回はこの部分はカットです。
ここまでは前置きみたいなもので、メインはここからです。
実はこの乗車券、距離を長くすればするほどお得になるということをご存知でしょうか。
例として、東京から、①横浜②熱海③名古屋④大阪⑤広島までの乗車券を買うとしましょう。
各値段は以下の通りです。
①470円(28.8km)
②1,940円(104.6km)
③6,260円(366km)
④8,750円(556.4km)
⑤11,660円(894.2km)
そりゃあ、距離が遠くなれば金額は上がります。では、何がお得なのか。
今度は、それぞれの1kmあたりの値段を考えてみましょう。
①16.3円
②18.5円
③17.1円
④15.7円
⑤13.0円
①横浜は首都圏内の独自の運賃体系なので今回の比較には不向きですが、②以降は距離が長ければ長いほど安くなっていることが分かります。つまり、長い距離のものを買えば買うほどお得になるわけです。
では、それが一体何のお得になると言うのか。
乗車券というのは、どの路線を使って目的地までたどり着くか、というのを指定して発券されています。首都圏等では例外もあるのですが、例えば東京から福井に行く際、北陸新幹線で金沢まで出るのか、東海道新幹線で名古屋、米原まで出るのかはあらかじめ決めてきっぷを買わなければいけないのです。
このルート選択は乗客が自由に決められるものであり、実はどれだけ複雑でも同一駅を2度以上経由しない一筆書きならなんでも大丈夫なのです。下の写真のようなとんでもない数の経由数でも大丈夫なのです。
つまり、東京から、名古屋、福井、金沢、長野を通って東京までの切符なんてのも作れるわけです。これがどういうことかというと…
今回はこのまま東京から福井に行って帰ってくるとします。
単純に福井まで鉄道の安いルートで往復、と思うと北陸新幹線経由です。
東京→福井の乗車券代は8,420円(527.2km)です。これの帰りも買うとすると16,840円です。
これを一筆書きにして帰京してみましょう。帰りは米原、名古屋から東海道新幹線にして、東京までとしてみましょう。
この場合の東京→東京の乗車券代は12,960円(1073.0km)。先ほどの普通に買うよりも4,000円弱安くなりました。これ、知らないと損ですよね、、、!
ここで多くの方が思っている疑問をサクッと解決します!乗車券は、100kmを越えていて、同じ方向、発着地の大都市圏内で無ければ何度でも途中下車して使えます!!
つまり先ほどの福井を含む東京→東京の乗車券ですと、途中長野で降りて観光して、富山で降りて宿泊、金沢で兼六園に行って、福井で所用、名古屋で再び観光、浜松でうなぎ食べて、熱海で温泉入って帰ってきても、全部同じきっぷで途中下車できるということです。
もう一つ忘れておりましたが、100kmを超えていれば、同じきっぶで2日以上使えます。今回のは1073kmなので、7日間有効です。つまり、途中下車を繰り返して、7日以内に東京に戻って来れば良いのに、単純に往復するより4,000円弱安く行けてしまう、という大変お得な事になっているのです。皆さん早く気づいて活用してほしいですが、自分で一筆書きを作らないとなので、なかなか難しいですよね、、
そこで、こちらにコメント頂ければ、ルート作成の案を出せるかと思います!お悩みの方いましたら、お待ちしております!
補足程度になってしまいましたが、、これらの乗車券が100kmを超えていれば、2割引の学割を受けることが出来ます。最初の乗車券でいうと東京→熱海の距離から有効という事になります。学割証を出して窓口で発見すれば本人なら誰でも出来ます。新幹線、特急に乗る等は関係なく、100km以上乗るかどうかです。覚えておきましょう!
それでは、次回をお楽しみに、、!
【乗車券?特急券?グリーン?寝台?】列車の乗り方あれこれ〜
(本題は少し下になりますごめんなさい)
10連休を仕事に遊びに満喫したひとりさんです!広島に行ったりしましたがそれよりも前に投稿したかった記事を本日は書きます。
6年ほど前より、本格的に鉄道による旅行を始めました。ここ最近では、LCC等と組み合わせて安く贅沢に旅するようにもなり、気がつけば日本の45都道府県に足を踏み入れるまでになりました!(残るは高知と長崎)
そんな話をしていると、時折「同じような旅行をしてみたい」、「ひとりさんの乗った観光列車に乗ってみたい」等の意見を頂くようになりました。
細かい説明をその場でできるのは限界がありますので、ここで少しでもわかりやすくまとめていけば皆さん幸せに見られるのでは、、そんな思いで始めた当ブログでございます。
ですが、細かい説明がいろいろ必要で大変に面倒で敬遠されるのが最近の鉄道旅行の事情。皆さんツアー等のパックにしてしまうのも事実。
ということで、まずは基本から抑えていきたいと思い、本日の記事です!(以下からやっと本題)
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皆さんが列車に乗られる際に見かける「きっぷ」。遠くに行ったり新幹線に乗ったりさまざまな場面で手に持つものですが、なにがなんだかさっぱりわからずに持っている方は少なくないと思います。数年前の私もそうでした。
ということで、このきっぷの大きな分類を今回はまとめていこうと思います!
大きく分けて、タイトルにある種類になります。1つずつ実際に使用した(2018年に西日本を8日間旅した時の)きっぷを用いてご紹介。
① 乗車券
これがなければ列車に乗れません。新幹線も普段皆さんが乗っている電車も旅行先で乗る列車も全て一緒です。いわゆる「その区間を走る列車に乗る権利」を持つきっぷです。
例えばこのきっぷは『「下油井」という駅から「坂上」という駅まで「高山線」という路線を乗って良いですよ』という権利を持っています
これを持っていないと、普通の電車、新幹線、特急関係なしに、列車に乗れません。皆さんが今度旅行することがありましたら、「乗車券」と書かれたきっぷを持っていると思いますので確認してみてください。
ちなみに皆さんがSuicaなどのICカードを使う前によく買っていた、こちらも乗車券です。
こちらは「"伊勢市"から240円で行ける区間まで乗って良いですよ」というものになります。
詳しい説明を別記事で作成したのでこちらも併せてご覧ください。
② 特急券
こちらはよく長距離での移動で使う特急列車(早くて快適な列車)に乗るための権利をもらえるきっぷです。昔は急行に乗れる「急行券」なんてのもありましたが、今は急行自体がなくなってしまいました。(臨時列車等で運行されることがあるので注意)
ここで一個留意しておきたいのが、新幹線の扱い。新幹線は、どの種別でも特急列車です。新幹線という列車自体が、特急列車ということを覚えておきましょう!
こちらが特急券。座席番号が書いてありますがこれは次の項目で。
新幹線もよくよく見ると"新幹線特急券"と書いてあります。このように乗車券と同一の紙になっていることも多いです。
③ 指定席券
先程の特急列車にも書いてあった座席番号。券面では見えてこない場合が多いですが、②の特急券だけでは席までは確保できません。自由席なら乗れますが、確実に座れる権利を手にするためのきっぷが、この指定席券です。
しばしば特急列車に指定席があることが多いですが、観光列車等の快速や普通列車にも全席指定席の列車があるので項目を別にしてあります。
こちらのみ2017年の北海道旅行時のものです。指定席券のみのきっぷは観光列車に大変多いです。
④ グリーン券(グランクラス券)
普通列車でも特急列車でも観光列車にも共通で、通常の座席、空間よりもハイグレードな空間、座席を提供している空間がグリーン車です。代表的な例として、首都圏の近郊列車、各新幹線などに連結されています。
こちらは②特急券③指定席券④グリーン券が1つになったきっぷ。この観光列車は全車グリーン指定席車という列車でした。
⑤ 寝台券
こちらは今となっては貴重です。今定期で運行している唯一の寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」に関係してくるきっぷです。
文字通り、寝床(ベッド)を確保する券です。
寝台券にもAとBがあり、A寝台は比較的快適な空間、B寝台はとりあえず寝れるといった具合で、値段も大幅に変わってきます。
(個)は個室という意味ですが、2019年5月現在寝台は個室しか存在しないので、あとは割愛します。
①乗ってから降りる駅までの乗車券
②特急列車に乗るための特急券
⑤寝台個室確保のための寝台券
が必要になってくるということです。
ノビノビ座席の場合は⑤の代わりに③の指定席券が必要になってくるだけです。
ですが実際の購入場面では①で1枚、その他②〜⑤をまとめて1枚の計2枚になることがほとんどです。この先紹介していくお得なきっぷの制約や、料金計算などで分けて考える必要が出てくるのでとりあえずスルーしておけば大丈夫です。今後の記事から積極的にここにリンク出来るようにして作成をしていきたいと思います。
まずはきっぷの分類についてまとめました!
次回は実践的な旅行記か、乗車券またはお得なきっぷを深めていくコーナーになるかと思います!(その前にLCCかな、、?)
それではまた次回!
【相談だけで有料?】旅行会社窓口有料化へ〜
皆さんこんにちは、ひとりさんです。
少々予定外な記事ですが、話題なので便乗。
ふと、こんな記事を見つけました。
実は4月から始まっていたそうなのですが、全国のJTBのうちの2店舗で旅行の相談をするだけで30分で2,160円から「相談料」というものを取るようになったそうだ。(実際に成約すれば旅行代金に相殺されるとのこと)
私は基本個人で組み立て、たまに個人で組むよりも安い時に「HIS」や「びゅう」にお世話になるぐらいなので、まだまだ関係はして来なさそうだが、同じように倣い始めるのもそう遠くない未来なのかもしれないと思い、今回の投稿に至っている。
どうやら、いきなりこの規則、サービスが開始したわけではなく、元々JTBの約款に書いてあるものを実行するだけだそうだ。
上が国内旅行、下が海外旅行の場合である。どちらも(1)の内容が当該である。
ちなみに調べたところ、HIS(上)、びゅう(下)にも同じようなものは存在した。
つまり、「規則には入れているけど実質的には運用していない」というのが現状であるということになる。
今回JTBがそれを初めて「実行に移す」わけなので、ほかの旅行代理店もそのうち…という可能性なわけである。
個人的にこれを最初に見た感想としては、「そりゃ窓口の人間からそうだよな…」であった。まぁ直接そのお金が給料になるわけじゃないから違うかもだけど。人件費的なことを考えると当然のことなのかもしれない。
だらだらと相談する人が多いことによる施行だそうなので、これからの時代はあらかじめ調べていく&決めてから行く&Webサイトを活用する&もう個人旅行で頑張っていく、という時代なのかもしれない。
このブログでは、これからですが、そんな個人で予定を立てた時の旅行例を鉄道を中心にLCC等にも手を出しながらご紹介をしていければと思います。
それではまた次回をお楽しみに!
【今春新設!快適に川越へ!】〜川越特急に乗ってきました〜
(2019.5.9加筆)
皆さまこんばんは!
先月3/16のダイヤ改正で、東武東上線に「川越特急」なるものが誕生しました!
先週それを記念するのと久々にということで、川越まで行ってきました〜。
まず、川越特急ができる前、どうなってたか。
基本的にはメイン種別は快速でした。池袋発だと、川越まで6駅、所要時間は30分を超え、座席も横に向いて座る「ロングシート」と呼ばれるタイプの列車でした。要は、関東圏の皆様をはじめ多くの方が都市部で乗ってる「横向きの座席」です。
ここに川越特急が誕生してどうなったか。
池袋から川越まで、途中は武蔵野線乗換駅の朝霞台のみ。あと全部通過。和光市も志木も通過。地下鉄から乗り継ごうなんて方も朝霞台に向かうのみです。所要時間は30分を切る26分。
そして個人的にそれよりも大事なのが
座席が前向きであること。
まさかの前向き、新幹線や特急等と同じ席構成です。そして追加料金は一切かからず、他と同じ列車のようにふらっと乗れることです。
こんな魅力的なものできたら、それ乗っていくしかない!
ということで、先週池袋から乗車してみました。
休日は間違いなく混んでいるだろうと思い、平日に乗車。
ここで川越に向かう川越特急の時間を確認する。
平日、土休日共通で午前中に二本である。
地下鉄方面からは平日は8:55と10:12、休日は9:11と10:11に東急東横線横浜を発車する副都心線からの列車に乗ると、朝霞台で向かいのホームに乗り換えが可能であるので、地下鉄方面からの接続もあると考えても良いだろう。
今回は、池袋11時発の方に乗車した。
10分前から一応待ってはいたが、いざ時間になってみると、まだまだ認知が低いのか、人が少ないのか、容易に着席することができた。
えーと、だいぶ見づらいですが、こんな雰囲気です。
途中朝霞台で僅かな乗り降りがあり、次はすぐに川越。
川越に観光に向かう際には、行きは川越駅からバスに乗ってしまうのが間違いないです。
散歩好きの方は、20-30分かけて歩いても良いのですが、みなさんのイメージにある「川越」の街並みまではごく普通の住宅街です。
そんなこんなで、川越の楽しみ方は人それぞれですので、ここでは割愛します。みなさん行きたいように巡ってみましょう。
さて問題は帰りです。
川越特急の始発は川越ではなくもっと先の森林公園。始発ではない上に、指定席ではないので、川越駅で1番に並んでたとしても、座れる保証はありません。
そこで2つのお得ポイントをご紹介!
①川越市駅から乗車
川越の街並みからのんびり歩きながら戻ってくると、最初に来る駅は本川越駅です。ここから5分歩いたところに川越駅の一駅前の、川越市駅があります。
まずここから乗車して、少しでも早く乗っておきましょう。座れなくても、川越で下車の方も多数見受けられました。
②快速急行も活用する
池袋に帰る方向の時、前向きの席で乗車できる列車で川越特急をご紹介しておりますが、実は夕方の池袋方面に限り、快速急行も同じように前向きの席で乗車できるのです。
快速急行の停車駅は、川越特急の停車する朝霞台を通過し、その代わり志木と和光市に停車するというものです。地下鉄乗り換えもバッチリです。
その合わせた時刻がこちらになります。
時刻の赤字が川越特急、それ以外が快速急行です。
先ほどの川越市発時刻と合わせてご確認ください!
平日も土日も、2つの種別合わせて30分ごとに来る形となっております!
【2019.5/9追記: 所用で川越市17:18発の快速急行に川越市より乗車しました。川越特急よりも混雑していて、後ろ2-3両の先頭に整列していないと着席出来ない状態でした。川越で少し入れ替わるのも同様です。やはり川越市から乗るのがおススメです。】
最後ですが、私たちは11時発の列車に乗り、川越観光していたのですが、中心部の通り周辺のみ観光して、平日の帰り一番列車、16:50まで時間を少し余らせてしまいました。
みなさんの寄り道具合は違いますが、1つの参考にして頂ければと思います!
ちなみに私はどこ行くか迷った場合はるるぶをすぐに買ってしまいます(笑)
それでは、また次回〜