【三浦半島×まぐろ×京急】みさきまぐろきっぷで三浦の旅〜
みなさんこんにちは、ひとりです。
本日はつい最近行ってきたお話。
神奈川県の三浦半島の先、三崎港を中心とした地域ではマグロが名産なのはご存知でしょうか?そんな東京からちょっと足を伸ばしたところにある本場のマグロ料理、食べに行きたいですよね〜!
でも本格的なものを食べようとするといい値段します。また、近いとはいえ、交通費もまあまあかかってしまうのが事実。
ここで今回のオススメとなるのがこのきっぷ。
京急電鉄が発売している「みさきまぐろきっぷ」です!
ざっと説明すると、購入すると、3枚チケットが出てきまして、乗車券、食事券、サービス券として使うことができるアイテムです。
値段は3,500円で購入することが出来て、これがとんでもなくお得なので、だんだん見て行きましょう。
京急線なら、出発駅はどこでも大丈夫!ということで、始発の多い品川駅からスタート。
レアな青い京急です。狙って乗れますが、そんなに都合よく来るわけではありません。
行きはこんな感じの席配置の列車で向かいました。
(今回、お得な乗り方は別記事にします!)
1時間ちょっとで、三崎エリアの玄関口、三崎口駅に到着致しました!
ただ、あくまでここは三崎「口」。
玄関口でしか無いので、ここからは京急のバスに乗らないとどうにもならないので、乗るわけなのですが、みさきまぐろきっぷがあればこちらも乗り放題!一回の乗車で2-300円かかってしまうので、このきっぷがないと綿密にプランを組まないといけなくなるのですが、何度乗ってもお得なので、行きたい場所に無作為に乗ってよくなるわけです。
さて、ついた頃には11時になっていたので、お昼の場所を考えることにします。
ここで2枚目の食事券、まぐろまんぷく券が登場です!
この券は、あらかじめ指定された32の店舗より1つ選んで、この券のための店ごとの特別メニュー(または代表的なメニュー)を券だけで食事することができます!
https://www.keikyu.co.jp/information/otoku/otoku_maguro/list.html
店舗はこちらの中から選べます。
今回は、この中より、こちらの「紀の代」へ。
お店に入ると、「まんぷく券の方ですか」「券をご用意下さい」等、手厚い対応をしていただきました。というより、バスの頃から思っておりましたが、観光客の8-9割がこのきっぷを使っていると思って頂いて問題ないくらいです。
この店で頂いたのがこちら。
とろとろ丼。平日来店特典で小鉢が2つ。
大変豪華でした。こちら、普通に食べようとすると1,900円ぐらいだそうなので、どれほどお得かがわかります。大変美味しく頂きまして、お金を払わずに退店するのがはばかられるほどの美味しさでした。
(後から地元の知り合いに聞いたところ、この店は地元の方々的にもオススメだそうです!)
そのあとはもう一枚のサービス券、三崎三浦おもひで券を使うべく、バスで油壺マリンパークへ。
こちらの入場料、普段なら1,700円なのですが、みさきまぐろきっぷについてくる券なら、チケットと引き換えで入場出来ます。
地域性が豊かなのんびりとした雰囲気の園内でした。
予約をしておけばカワウソと握手もできます…別途1,000円ですが。事前予約制なのですが、当日電話で問い合わせることも可能です。私も三崎口駅到着後に予約をしたのでご安心ください。
私が撮った写真がいい感じにうまくいきました。
他も楽しみたいので、わずかな滞在でマリンパークを後にします。これも無料券ならではのリッチな使い方。
バスでそのまま三崎港の先の城ヶ島まで向かいました。
こちらの温泉もサービス券の三崎三浦おもひで券で入浴出来ます。次回はこっちでも良いかも。
島との橋、城ヶ島大橋からの帰りの車窓より。
三崎港近くのこちらのドーナツ屋にも入りました。こちらも、三崎三浦おもひで券の対象店舗です。今回はマリンパークで使っているので普通に注文。
そこらでは味わえない、大変美味しいものでした!
このあとはお土産等を購入して、再びバスで三崎口駅に戻り、帰…らないんです!
このみさきまぐろきっぷ、購入駅〜三崎口の往復乗車券がついているのですが、なんと往復共に途中下車可能という機能付き!(フリーきっぷではないので往復ともに戻れません)なので、帰路の途中、横浜駅で下車しました。
そのままシーバスで赤レンガ倉庫、中華街まで向かいました。
シーバスも京急の運航。どこまでもついてくるけいきゅん。
夕暮れの横浜の海は綺麗でした。
中華街のあと、疲れてしまい、京急の品川までの乗車は断念し、別ルートで帰ってしまいました(笑)
この「みさきまぐろきっぷ」は3,500円(品川発)なのですが、普通に三崎口まで往復した場合の運賃が1,860円、まぐろまんぷく券で食べた食事が1,900円ほど、マリンパークが本来なら1,700円、それに一回乗ると150-300円程するバスが乗り放題……
計算しなくてもかなりお得なことが見て取れます。
ここまでの割引率だと、元を取ろうと思わなくても勝手に元が取れてしまうので、金額面で一切何も考えなくて良いのも大きな魅力です!
ちなみに、日帰り限定でないと使えないので、注意が必要です!内容的には日帰りでは収まらないので、何回も行きたくなります(笑)
次回、三崎口に向かう時、帰るときのオススメ乗車法をまとめたいと思います!
それではまた次回〜!
【本物の星空鑑賞会へ】「HIGH RAIL 星空(ハイレール星空)」乗車記とまとめ
皆さんこんにちは。ひとりさんです。
本日は、皆さんより興味関心が非常に多く頂いています、HIGH RAIL星空号についてまとめてみます。
(今回大変長い記事となってしまいました。以下の目次からジャンプできるように準備します。)
HIGH RAIL星空号とは、2017年のJR東日本信州ディスティネーションキャンペーンに伴い同年7月1日に運行を開始した列車で、山梨県の小渕沢駅と長野県の小諸駅を結ぶ小海線を走行する観光列車となっております。八ヶ岳に沿うように走る高原列車、路線としても有名で、日中にも同じ列車で高原を駆け抜けるHIGH RAIL1号、2号が設定されております。
今回はその1往復する2便の後に、夜間に片道運行されるHIGH RAIL星空というのに焦点を当ててお送り致します。
時刻などの細かいことは後回しにして、まずは私が乗車した時のことを写真でお届けします!
私がHIGH RAIL星空号に乗ったのは2017年の11月で、約一年半前の話となります。
当時は一筆書きを駆使して、東海道本線(御殿場経由)、身延線と経由して小淵沢駅に向かいました。ちなみにこの時中央線が少し遅れており、接続は取ってくれたものの、かなりギリギリで乗り継ぎしたおかげで、乗車前に写真を撮る暇はありませんでした。
後で長い停車時間を使って撮影したものの、当時Android携帯のため画質がお察し…なんとなく、こんな見た目の列車だって覚えておいてください。
車両は2両編成で、片方は特急や今話題の川越特急と同じ前向きの座席です。もう片方は、この写真のような配置になっております。
写真左側が1人用座席で、リクライニング充実、外の景色を独り占めできます。
写真右側が2人掛け座席で、7組のペア席が窓の外を向いており、こちらも外の景色を2人占め(?)できる仕様になっております。
写真奥側は4人向けボックス座席となっております。
当時はペア席の1番車端の座席を確保しました。1ヶ月前の10時の発券開始と同時に打ってもらって取れるかどうかの席ですので、予約はしっかりと。
他にも、上の写真のような書斎スペースがあり、星空に関する本を読むことが出来ます。
また、このスペースで、実際の星空鑑賞会までに、数回に分けて、地元の方による本日鑑賞できる星空をプラネタリウムを使って予習する鑑賞会が行われます。
こちらは当日乗車してから整理券を受け取るシステムですが、この時のようなギリギリ乗車でも参加することが出来ました。ただ、座席数分全員が鑑賞できるわけでもなさそうなので、乗ったらすぐに確保しに行きましょう。
他にも車内にこんなお洒落なものが。
思わず写真に収めてしまいました。
下にはパンフレットとスタンプが置いてありました。
他にも車内販売スペースがあり、この列車にちなんだグッズやお土産等が購入できます。
こんなポップな演出も。
先ほどのスタンプは、このようにスタンプカードが配られるので、そちらに押印できるようになっております。
乗車記念証もこんな映えるショットで撮れます。
乗車から1時間ほどで、JR線で最も標高が高い駅、野辺山に到着します。この星空号、この駅でなんと63分停車します!(現在は46分の模様)
ここで、希望者(基本的にこれがメインなので全員)は改札を出て、すぐの高台の公園まで地元の方によるガイドで向かい、この停車時間を利用して星空鑑賞会となります!
本当はここで写真等を撮りたかったのですが、当時のカメラではタダの真っ黒な絵にしかならず、皆様にお伝えできないのが本当に残念……
頑張って言葉で繋げていますが、はっきり言って語彙力失うぐらい綺麗です。今でも覚えているほどです。ちょっと寒かったけれど(11月末で、山の上なのでちょっと降雪だし氷点下だし…)。季節によっては防寒対策もしっかりしておいた方が良さそうです。停車時間が少なくなったのも寒すぎるからでしょうかw
この後は発車時刻までに各々列車に戻り、下車駅までゆったりとくつろぐ時間となります(星空鑑賞会なので、この区間がずっと真っ暗になってしまうのが少し残念)
このタイミングでお弁当を食べるのが良いでしょう。
オススメはびゅうのプランで申し込む、HIGH RAIL星空特製弁当コースです。
びゅうの中でも現地発着ツアー扱いのこちらは、びゅう等で申し込まなくても、お弁当だけ注文することができるプランとなっております。あらかじめ食事券となる「バウチャー券」を申し込んで発券しておき、乗車時に乗務員に渡すとお弁当と引き換えてもらえるものです。
こんな感じの袋に入っていて
こんな中身で大変美味しかったです。
中のメニューがこんな感じで解説が入っており、わかりやすくなっております。
こちら、1,700円でちょいとお高めなのですが、最近では1,100円の野沢菜カツサンドも選べるみたいです。
詳しくはこちら
さて、ここまで乗車中のお話について紹介してまいりました。ここからは乗車まで、また下車後のアプローチについてまとめたいと思います。
まずこちらの列車ですが、全席指定席の快速列車となります。必要なきっぷは乗車券のほかに820円の指定席券があれば乗車できます。
乗車券は以前まとめた通り一筆書きの一部に乗車区間が入っているか、青春18きっぷまたは北海道&東日本パス、週末パス等のおトクなきっぷ等でも乗車できるので、普通列車、特急列車両方からのアプローチを考えてみます。
まず、そもそものHIGH RAIL星空号ですが、運転時刻表はざっとまとめると以下のようになっております。
自然を相手にする列車でもあるので、季節により時間が変わります。というより、冬は日没が早いだけでなく、本当に寒いので少しでも早い時間になってくれております。
冬季以外のダイヤで基本的に見ていきます。
まずは乗車までのアプローチ。
基本的には中央本線との乗換駅、始発の小淵沢から乗車することになります。18:17に乗車できるようにするには、甲府を17:20に発車する松本行きに乗り、18:08に小淵沢に到着するのがボーダーラインです。これに乗るために、首都圏から特急で向かう場合、東京を15:15に出発するかいじ13号に乗ることになります。
18きっぷ等の理由により普通列車のみを乗り継いで行く場合は、東京駅13:59発の中央線、中央特快に乗れば高尾、甲府で乗り換えて17:26に小淵沢に到着します。特急の乗り継ぎと比べて少し余裕が持てるのが良いですね。
主な首都圏はこちらからのアプローチになるかと思います。
他にも身延線富士静岡方面、中央線西側より長野、名古屋方面、飯田線豊橋方面より普通列車のみでもアクセスが可能です。
私は身延線なら14:17に富士を出る甲府行き普通列車に乗車して向かいました。あいにく、小淵沢に向かう最後の中央線が遅延したわけなのですが。笑
キングオブキングと呼ばれる飯田線からのアプローチが可能なのも興味があるところです。
岡谷〜小淵沢で特急課金するなら豊橋を10:42に出発し、乗り換えなしで7時間走破、全区間普通列車で向かうならば豊橋8:11発から、天竜峡で一回乗り換えののちこちらも7時間半ほどの長旅。
誰か飯田線完全走破からのHIGH RAIL星空への乗り継ぎしてくれないかな(笑)
…おっと、話が脱線しました。
とにかく時間が遅い時間なので、割とどこからでもアプローチすることができます。
東京以外のアプローチや、冬ダイヤののパターンはこちらを参照。
次に、下車後のアプローチになりますが、こちらは終点まで向かわず、途中の佐久平で下車するのが王道です。(小諸で宿泊する場合を除く)
小諸駅からの乗り継ぎは、第3セクターというJR線ではなくなった路線です。したがって、乗車券の一筆書きに組み込んだり、青春18きっぷ等も使えません。
佐久平駅には、JR線である北陸新幹線が通っております。普通列車限定のきっぷは使えないですが、後の乗り継ぎも考えてこちらの方が便利で楽かと思われます。
東京にこのまま帰るなら21:38発のあさま632号に乗車し、そのまま東京まで新幹線もよし、高崎からケチって普通列車もよしといったところ。ただ、高崎から普通列車だと東京中心部まで来たところで終電の時間になってしまうので注意。
私は翌日おいこっとに乗るために長野まで向かい、長野で宿を取りました。長野、松本から小淵沢に向かい、再び長野、松本に帰ることが可能なのでこちらも一周することができます。
こちらもざっとダイヤをまとめてみました。
冬の場合は余裕を持って東京や長野に戻ってこれそうです。
全体の運賃の話に移る前に、気になるのは「HIGH RAIL星空号は予約が取れるのか」
ということです。後々10時打ち予約についてもまとめる必要がありそうですが、ここではざっくりと方法を紹介していきます。
主な予約方法ですが、まず簡単なのは「えきねっと」というJR東日本のネット予約サイトを使うことです。
予約の前に、会員登録、クレジットカード登録をする必要があるのですが、乗りたい日の1ヶ月前の1週間前の朝5:30より予約が可能となっております。実際にきっぷが予約できるのは1ヶ月前の10時からとなっており、その予約開始に合わせて目覚まし時計のようにセットしておけるというもので、後述する駅などに出向いて確保するより圧倒的に手間がかからないのが強みです。デメリットとしては、座席が指定できないので、座りたい席にこだわりがある場合は後述の窓口10時打ちをするか、一旦きっぷを確保した後に窓口に向かい無手数料で座席交換してもらうかになります(空席があれば…ツアー、団体枠の解放を狙う手もあります)。
もう1つは、窓口で1ヶ月前の10時に出向き、10時になると同時に発券ボタンを押してもらう方法です。以前は始発等で早朝行けばえきねっとと同様事前受付等をやってくれる駅も多かったですが、最近はえきねっと移行を狙ってなのか、続々と事前受付を終了し、その数は減ってきました…
また、それぞれの駅に10時に発券をしてもらうために始発からずっと並んでる人もいます。
この方法で確実に取るならば始発、もしくはその前に駅に向かい10時まで待つという方法しか今のところなさそうです。
ここから先は大体いくらぐらいで行けるのか、という話です。今回は東京、長野それぞれから日帰りで、というところに的を絞っていきます。
東京の場合、普通に乗車券を出すならば、東京都区内〜小渕沢、佐久平経由で東京都区内までという一筆書ききっぷが作成でき、6,800円(399.3km)です。
ここに、HIGH RAIL星空代820円と、最低でも佐久平〜高崎は新幹線に乗らなければならないのでその区間の特急券1,840円を足して、
9,460円〜となります。変動があるのは、小渕沢までどのくらい特急に乗るのか、帰りの新幹線をどこまで乗るかで左右されます。
もしこれを青春18きっぷで行くならば、
乗車券部分1日相当2,370円、
HIGH RAIL星空820円、
新幹線の区間は全額出さなければならないので最短区間佐久平〜高崎で2,810円、
合わせて6,000円〜です。青春18きっぷは最低5回使わないとなので、なんとも言えないラインです。
また、行き返りを上の乗り継ぎのように全区間特急列車で移動する場合は、12,000円で席も指定できて1,700円分の食事がセットになっているびゅうのツアーパックで申し込む方がお得になっているので、迷わずこちらを申し込みましょう。
長野から日帰り場合は信州ワンデーパスが圧倒的に便利です。2,640円で、長野県付近のJR東日本のエリアを1日乗り放題かつ特急列車に乗る場合も乗車券が有効になります。
こちらにHIGH RAIL星空代820円、
5,300円が標準的です。
もっとも、距離があるわけではないので、小諸まで行きJR線になる篠ノ井までのしなの鉄道の960円の乗車券を買って行けば4,420円になります。このコースなら青春18きっぷでも同じになり、さらに270円安くなります。
また、こちらも全区間特急列車に乗る場合は、
びゅうのツアーパックで申し込むと指定席とお弁当が付いてお釣りがくるのでこちらも迷わずびゅうのプランをお申込みしましょう。
大変に長くなってしまい申し訳ございませんでした。
おおかた説明出来たとは思っておりますが、それでもさらに興味を持って頂けて、さらに聞いてみたい、という方はコメントで受け付けております!
私もまた行きたくなってしまいました!
それではまた次回をお楽しみに!
【ついにネット予約可能に!】サンライズ出雲&瀬戸、えきねっとでの取り扱いを開始〜
こんばんは、毎度お馴染みになりたいひとりさんです。
今日明日向けに記事を作っていたところ、大変なニュースが舞い込んでしまい記事を変更することになりました。
日本で唯一残っている定期寝台特急、サンライズ出雲、サンライズ瀬戸号。
20年ものではあるけれど最新型の設備等を誇り、新たな時代の寝台特急として今も毎日運行しております。
ですが、予約の仕組みの煩雑さゆえ、昨今で流行し始めたネットでのきっぷ予約に全く対応していない為、駅の窓口に買いに行くしか方法がなく、人気の日にきっぷを取りたければ事前予約等を駆使して10時うちに出かけるなど、大変な思いをしなければ取れないきっぷとなっておりました。
今回、そんなサンライズの中でも予約の仕組みが比較的通常の指定席と同じ、「ノビノビ座席」のみJR東日本のネット予約システム「えきねっと」での販売を開始するようです。
7月1日運行分より予約が可能になるようで、指定席等の販売は1ヶ月前の10時より可能ですが、えきねっとだとそのさらに1週間前の5:30より「事前受付」として、発売と同時に発券ボタンを押しておいてくれる予約ができるシステムがあり、窓口に通う必要がなくなります。
これによる予約初日は明日5/25(土)の5:30からとなります。随分ギリギリの発表だと感じております。
これはサンライズにとってはかなり画期的なことですが、まだまだ課題もたくさんあります。
①ノビノビ座席のみしか発券できない
今回対象となるのは雑魚寝タイプのノビノビ座席のみです。
ちょうど良い写真がないのですが、このような個室寝台は従来通り窓口で買うしかないようです。
②場所は選べない
これはどのネット予約の列車でもそうですが、事前予約で席を選ぶことは出来ません。いくら指定席とはいえ、一晩の寝床の場所をこだわりたいところ。もし場所を選んで発見して欲しければ窓口行きになってしまいます。
また、発売後も区画を選んで予約することは出来ません。こちらはシートマップを見て購入できる列車が多いだけに残念です。
③えきねっと非対応地区では受け取れない
こちらは割と致命的。
今回ネット予約のシステムを導入するのはJR東日本のみ。こちらで予約したきっぷはJR東日本が絡んでいる範囲(北海道含む)で指定席券売機に出向き、発券する事で入手できる。逆に範囲外の駅では受け取れないのだ。例えば上り始発駅の出雲市、高松等の西日本、四国エリアである。
帰りのきっぷもあらかじめ発券しておく必要がありそうだ。
④片道28席の攻防戦
サンライズは、瀬戸出雲共に1日1本の運行である(臨時91,92号を除く)。それぞれにノビノビ座席は1両しか連結されておらず、その席の数は僅か28席。
上り下り合わせて1日112席の攻防戦、予約が容易になってどうなるのかどうか、、。
何はともあれ、少しでも予約の手間が減ったのは間違いありません。
これからも末永く残っていて欲しいものです。
今年も乗れたらいいなと思っております。
次回こそ、今作成中の記事を投稿したいと思っておりますので、あと数日お待ちください!
それではまた次回!
【急行津軽81号、82号、83号】客車夜行列車運行!
前回の記事で紹介したこちらの臨時列車で、大きなトピックを1つ取り上げ忘れておりました。
7/27と28に秋田〜青森を2往復運転します。
①7/27
往路→秋田8:59発〜青森12:16着(81号)
復路→青森16:05発〜秋田19:29着(82号)
②7/27-28
往路→秋田22:30発〜青森6:03着(83号)
復路→青森16:05発〜秋田19:29着(82号)
さらっと書いてありますが、2往復目の往路、83号が夜行になっているんです。
あくまで昔の座席夜行を味わうという企画のため、乗り心地等はムーンライトながら等を下回る可能性がありますが、旅情で勝負するといった具合になります。
ちなみに、公式プレスリリース上では、2往復目の利用で、函館に7時間程度滞在が可能と書いてあります。
時刻表にまとめると以下のようになります。
往路
復路
函館14:09発→新函館北斗14:28着(はこだてライナー)
新函館北斗14:48発→新青森15:50着(はやぶさ30号)
滞在時間は8:07-14:09で、6時間2分となります。うーん、7時間っていうのは新函館北斗基準のようです(新函館北斗発着なら7時間14分)。
夜行にこだわるならば帰りは乗車せず別の手段で帰宅、往復乗車にこだわるならば7/27の81号と28日の82号というのが1番賢明と思われます(滞在時間はちょうど24時間ほどになります)。
私は観光場所を決めるときは専らまっぷるに頼ってしまいます、、でもハズレがないのでやっぱりオススメでもあります。
ちなみに当日中に81号の秋田発車時刻、8:59に間に合うようにするには、南側からだと特急、普通列車にかかわらず、羽越本線酒田、奥羽本線院内、田沢湖線田沢湖がボーダーラインとなります。また、82号の秋田下車後の当日中の到達可能駅は羽越本線鼠ヶ関、奥羽本線院内、田沢湖線田沢湖となります。秋田新幹線を使ってもこまち96号で仙台までしか行けないので、関東圏へそのまま帰るには、タクシー等で秋田空港まで強引に移動し、20:50発のJAL168便に乗る以外は、泊まるか夜行バスになります。また、81号に乗りに来る場合も、7:00羽田発のJAL161便に乗れば可能性があります。ですが、乗り継ぐ駅行きのバスで向かっても間に合わないレベルなので、おそらく往路は前泊、復路も宿泊ということになりそうです。
ところで、こちらの列車、種別が「急行」となっております。結論から出すと、急行券を買えば周遊型のフリーきっぷ、「北海道&東日本パス」で乗れるということになります(多分ですが…ルール上は可能です)。
ということで、ここまで普通列車を乗り継ぎ、秋田等で宿泊すれば、格安で乗車出来る算段となっております(ちなみに、青春18きっぷでは急行乗車時には使用できません)。
また、新青森まで到達後の北海道新幹線も、特定特急券3,930円(少々割高ですが…)さえ払えば、北海道&東日本パスで乗車出来るので、先ほどの函館までの乗り継ぎ技も可能です。
また、津軽81号から北海道新幹線、その後普通列車を乗り継いで行けば、倶知安、小樽経由で23:54に札幌に到着できるので、理論上は乗り継ぎが可能です(長万部で2時間待たされます)
この手でさらに効率的なのが津軽83号のほうで、秋田22:30発という時間は、直江津、篠ノ井(しなの鉄道、飯山線経由)、首都圏なら大月、熱海、木更津、勝浦、成東、佐原より首都圏側なら日帰りで到達可能で、東京発なら基本的に秋田までどの経路で向かっても間に合う計算になります。また、朝に青森に到着後新幹線、そのあと普通列車を乗り継いで行くと、小樽経由で札幌に17:02着、その先も明らかに特急の方が効率は良いけれどけれど、普通列車だけでも旭川に22:34に到達可能です。
また、似た区間を走るリゾートしらかみとの組み合わせも可能で、
津軽81号なら、青森到着後の約90分後のリゾートしらかみ4号に、
津軽82号なら、青森発車2時間半前にリゾートしらかみ1号で到着すれば乗り継げます。
もちろん、津軽83号からしらかみ2号に乗り継ぐのも可能です。
いろんな組み合わせ、考えるだけでも楽しいので誰か行ってみて欲しいくらいです(笑)
ということで、本日はこの辺で。
また次回お楽しみに!
【7月1日〜9月30日】夏期間の臨時列車発表!〜昨年までと比べてみた〜
皆さんこんにちは、ひとりさんです。
昨日、JR各社より、夏の臨時列車の運行について発表がありました。
毎年5月の第3金曜日に発表されるものです。
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20190517_KO_2019SummerEX.pdf
https://www.jreast.co.jp/press/2019/20190511.pdf
https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000039559.pdf
https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/05/page_14261.html
本当は全てを取り上げたいところですが、あまりにも多すぎるので、一部抜粋としてまとめていきます。
①夜行列車等(運転日は首都圏発基準)
・サンライズ出雲91・92号
2019年…8/9,18(2日間)
(過去の運転日)
2018年…8/11,16(2日間)+山陰DCとして2日(うち1日団臨)、京都発1日
2017年…8/11,16(2日間)
2016年…8/12,17(2日間)
2015年…8/12,16(2日間)
毎年2日間の臨時、今年最も予想外の日に。今年こそ乗れるかな。
→乗れました。
2019年…8/1-17(18日間)
(過去の運転日)
2018年…7/27-8/18(23日間)
2017年…7/21-8/19(30日間)
2016年…7/22-8/20(30日間)
2015年…7/24-8/22(30日間)
2014年…7/25-8/23(30日間)
2013年…7/26-8/24(30日間)
2012年…7/27-9/1(37日間)
2011年…7/22-9/3(44日間)
2010年…7/20-9/4(47日間)
2009年…7/19-9/9(53日間)
30日で安定してからの再びの微減進行中。乗り心地は夜行バス並だけど安いし満席御礼の列車。いつまで続いてくれるのやら、、。
(ムーンライト信州は発見できていません。車両がなくなってしまうため白馬行きの91号は厳しいと思います。諏訪湖の花火大会時に運行される90,92号は「諏訪湖花火大会号」と名を変え、1本のみ(上諏訪0:10(8/16),23:32(9/7)発、新宿5:20着)運行と思われます。)
他にも、谷川岳山開き号が7/6-7で、上野23:35発、土合3:10着で運転されます。山登り臨で、帰り便も日中にあります。
(この記事の執筆後、急行津軽なるとんでもないものを発見いたしました。次回取り上げたいと思います。)
②新幹線等
こちらもゆくゆくはまとめていきたいですが、何か変化があったところのみとします。
今夏は平年どおりと思われます。
③その他個人的に取り上げたい列車
・DLばんえつ物語号…7/13-15
・SLばんえつ物語号…7/27-9/29で20日間
ついにSLでのばんえつ物語号が復活です!昨年7月以来1年ぶりとなります。
・特急富士回遊91,92号
土日を中心に運転継続。これ以外の河口湖、富士急行直通臨は運行を終えています。
・やまどり青梅奥多摩号(7/13-15)
・お座敷青梅奥多摩号(7/20-28,8/17-25の土日)
・青梅奥多摩涼風号(9/14-23の土休日)
・快速青梅奥多摩号(8/3,10)
奥多摩への臨時列車がたくさん運転されるみたいです。
お座敷の8月分は川崎発、快速〜が立川発の他は三鷹発です。
奥多摩、個人的に大好きなところでまた行きたいです。
・谷川もぐら、ループ(9/15,29)※上尾発
・やまどりもぐら、ループ(8/18,9/14,28)※水上発
日本一のモグラ駅、土合駅を下車観光できる臨時列車です。どちらも土合駅に長時間停車してくれます。
水上発は、SLぐんまみなかみと往復組み合わせて乗車すると便利かつさらに楽しめます!
・諏訪しなの号(9/21-22)
名古屋-長野の特急しなのが最近恒例で東日本管内まで乗り入れてくる臨時です。昨年は小淵沢までだったのが、富士見発着に短縮。ところで逆の木曽あずさはどこへ行ったのやら、、
・きらきらうえつ(7/12-15,9/13-16)※秋田延長日
おそらく最後となるきらきらうえつの秋田駅延長運転。上下ともにリゾートしらかみ、その先新青森で北海道新幹線に接続し、普通列車系縛りきっぷとしては楽しく東北越えができる乗り継ぎもこれで最後と思われます。1度は乗ってみたかった。
・風っこそうや(7/27-9/8の土休日)
東日本の観光列車「風っこ」が最果て、宗谷本線で運行される奇跡的な企画。
あの区間を開放的な座席で運転されるこの列車、宗谷本線と風っこどちらも乗車したことある身としては羨ましいです。個人的には8/12までの前半期間、音威子府より北側での運転日がオススメです!
長くなりましたが、たまにはこんな感じの記事も書いていきたいと思います!
皆さんも夏の旅行の計画を立ててみてはいかがですか?
それではまた次回!
【一筆書き?学割?】乗車券のあれこれ〜
みなさまこんにちは。ひとりさんです。
本日は前回紹介したきっぷあれこれのコーナーから、ピックアップする予定でいた「乗車券」について掘り下げていこうと思います!
前回の解説で、「その区間を走る列車に乗る権利」と紹介致しました。これはどんな種類の列車に乗るかどうかは関係なく、普通列車でも特急列車でも新幹線でも値段は変わらないと言うことです。(普通列車以外のこれ以外に必要なきっぷは前回の記事へ)これを踏まえてこの先を見ていきましょう。
皆さんも普段乗っていて感じているとは思いますが、乗車券の値段は「どのくらいの距離利用するか」によって決まり、距離が遠ければ遠いほど高額になります。
例えばこちらをご覧ください(JR東日本のHPの画像より)。東京駅に近い有楽町や神田は140円ですが、少し離れた上野や浜松町などでは160円となっております。
値段は駅ごとではなく、乗る駅からの距離で決まっております。
この値段設定は、身近な近距離の場合各会社ごとや地方ごとで値段が少しずつ変わってくるので、乗り換え案内を見たり、興味の範囲内で調べてみても良いでしょう。今回はこの部分はカットです。
ここまでは前置きみたいなもので、メインはここからです。
実はこの乗車券、距離を長くすればするほどお得になるということをご存知でしょうか。
例として、東京から、①横浜②熱海③名古屋④大阪⑤広島までの乗車券を買うとしましょう。
各値段は以下の通りです。
①470円(28.8km)
②1,940円(104.6km)
③6,260円(366km)
④8,750円(556.4km)
⑤11,660円(894.2km)
そりゃあ、距離が遠くなれば金額は上がります。では、何がお得なのか。
今度は、それぞれの1kmあたりの値段を考えてみましょう。
①16.3円
②18.5円
③17.1円
④15.7円
⑤13.0円
①横浜は首都圏内の独自の運賃体系なので今回の比較には不向きですが、②以降は距離が長ければ長いほど安くなっていることが分かります。つまり、長い距離のものを買えば買うほどお得になるわけです。
では、それが一体何のお得になると言うのか。
乗車券というのは、どの路線を使って目的地までたどり着くか、というのを指定して発券されています。首都圏等では例外もあるのですが、例えば東京から福井に行く際、北陸新幹線で金沢まで出るのか、東海道新幹線で名古屋、米原まで出るのかはあらかじめ決めてきっぷを買わなければいけないのです。
このルート選択は乗客が自由に決められるものであり、実はどれだけ複雑でも同一駅を2度以上経由しない一筆書きならなんでも大丈夫なのです。下の写真のようなとんでもない数の経由数でも大丈夫なのです。
つまり、東京から、名古屋、福井、金沢、長野を通って東京までの切符なんてのも作れるわけです。これがどういうことかというと…
今回はこのまま東京から福井に行って帰ってくるとします。
単純に福井まで鉄道の安いルートで往復、と思うと北陸新幹線経由です。
東京→福井の乗車券代は8,420円(527.2km)です。これの帰りも買うとすると16,840円です。
これを一筆書きにして帰京してみましょう。帰りは米原、名古屋から東海道新幹線にして、東京までとしてみましょう。
この場合の東京→東京の乗車券代は12,960円(1073.0km)。先ほどの普通に買うよりも4,000円弱安くなりました。これ、知らないと損ですよね、、、!
ここで多くの方が思っている疑問をサクッと解決します!乗車券は、100kmを越えていて、同じ方向、発着地の大都市圏内で無ければ何度でも途中下車して使えます!!
つまり先ほどの福井を含む東京→東京の乗車券ですと、途中長野で降りて観光して、富山で降りて宿泊、金沢で兼六園に行って、福井で所用、名古屋で再び観光、浜松でうなぎ食べて、熱海で温泉入って帰ってきても、全部同じきっぷで途中下車できるということです。
もう一つ忘れておりましたが、100kmを超えていれば、同じきっぶで2日以上使えます。今回のは1073kmなので、7日間有効です。つまり、途中下車を繰り返して、7日以内に東京に戻って来れば良いのに、単純に往復するより4,000円弱安く行けてしまう、という大変お得な事になっているのです。皆さん早く気づいて活用してほしいですが、自分で一筆書きを作らないとなので、なかなか難しいですよね、、
そこで、こちらにコメント頂ければ、ルート作成の案を出せるかと思います!お悩みの方いましたら、お待ちしております!
補足程度になってしまいましたが、、これらの乗車券が100kmを超えていれば、2割引の学割を受けることが出来ます。最初の乗車券でいうと東京→熱海の距離から有効という事になります。学割証を出して窓口で発見すれば本人なら誰でも出来ます。新幹線、特急に乗る等は関係なく、100km以上乗るかどうかです。覚えておきましょう!
それでは、次回をお楽しみに、、!
【乗車券?特急券?グリーン?寝台?】列車の乗り方あれこれ〜
(本題は少し下になりますごめんなさい)
10連休を仕事に遊びに満喫したひとりさんです!広島に行ったりしましたがそれよりも前に投稿したかった記事を本日は書きます。
6年ほど前より、本格的に鉄道による旅行を始めました。ここ最近では、LCC等と組み合わせて安く贅沢に旅するようにもなり、気がつけば日本の45都道府県に足を踏み入れるまでになりました!(残るは高知と長崎)
そんな話をしていると、時折「同じような旅行をしてみたい」、「ひとりさんの乗った観光列車に乗ってみたい」等の意見を頂くようになりました。
細かい説明をその場でできるのは限界がありますので、ここで少しでもわかりやすくまとめていけば皆さん幸せに見られるのでは、、そんな思いで始めた当ブログでございます。
ですが、細かい説明がいろいろ必要で大変に面倒で敬遠されるのが最近の鉄道旅行の事情。皆さんツアー等のパックにしてしまうのも事実。
ということで、まずは基本から抑えていきたいと思い、本日の記事です!(以下からやっと本題)
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皆さんが列車に乗られる際に見かける「きっぷ」。遠くに行ったり新幹線に乗ったりさまざまな場面で手に持つものですが、なにがなんだかさっぱりわからずに持っている方は少なくないと思います。数年前の私もそうでした。
ということで、このきっぷの大きな分類を今回はまとめていこうと思います!
大きく分けて、タイトルにある種類になります。1つずつ実際に使用した(2018年に西日本を8日間旅した時の)きっぷを用いてご紹介。
① 乗車券
これがなければ列車に乗れません。新幹線も普段皆さんが乗っている電車も旅行先で乗る列車も全て一緒です。いわゆる「その区間を走る列車に乗る権利」を持つきっぷです。
例えばこのきっぷは『「下油井」という駅から「坂上」という駅まで「高山線」という路線を乗って良いですよ』という権利を持っています
これを持っていないと、普通の電車、新幹線、特急関係なしに、列車に乗れません。皆さんが今度旅行することがありましたら、「乗車券」と書かれたきっぷを持っていると思いますので確認してみてください。
ちなみに皆さんがSuicaなどのICカードを使う前によく買っていた、こちらも乗車券です。
こちらは「"伊勢市"から240円で行ける区間まで乗って良いですよ」というものになります。
詳しい説明を別記事で作成したのでこちらも併せてご覧ください。
② 特急券
こちらはよく長距離での移動で使う特急列車(早くて快適な列車)に乗るための権利をもらえるきっぷです。昔は急行に乗れる「急行券」なんてのもありましたが、今は急行自体がなくなってしまいました。(臨時列車等で運行されることがあるので注意)
ここで一個留意しておきたいのが、新幹線の扱い。新幹線は、どの種別でも特急列車です。新幹線という列車自体が、特急列車ということを覚えておきましょう!
こちらが特急券。座席番号が書いてありますがこれは次の項目で。
新幹線もよくよく見ると"新幹線特急券"と書いてあります。このように乗車券と同一の紙になっていることも多いです。
③ 指定席券
先程の特急列車にも書いてあった座席番号。券面では見えてこない場合が多いですが、②の特急券だけでは席までは確保できません。自由席なら乗れますが、確実に座れる権利を手にするためのきっぷが、この指定席券です。
しばしば特急列車に指定席があることが多いですが、観光列車等の快速や普通列車にも全席指定席の列車があるので項目を別にしてあります。
こちらのみ2017年の北海道旅行時のものです。指定席券のみのきっぷは観光列車に大変多いです。
④ グリーン券(グランクラス券)
普通列車でも特急列車でも観光列車にも共通で、通常の座席、空間よりもハイグレードな空間、座席を提供している空間がグリーン車です。代表的な例として、首都圏の近郊列車、各新幹線などに連結されています。
こちらは②特急券③指定席券④グリーン券が1つになったきっぷ。この観光列車は全車グリーン指定席車という列車でした。
⑤ 寝台券
こちらは今となっては貴重です。今定期で運行している唯一の寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」に関係してくるきっぷです。
文字通り、寝床(ベッド)を確保する券です。
寝台券にもAとBがあり、A寝台は比較的快適な空間、B寝台はとりあえず寝れるといった具合で、値段も大幅に変わってきます。
(個)は個室という意味ですが、2019年5月現在寝台は個室しか存在しないので、あとは割愛します。
①乗ってから降りる駅までの乗車券
②特急列車に乗るための特急券
⑤寝台個室確保のための寝台券
が必要になってくるということです。
ノビノビ座席の場合は⑤の代わりに③の指定席券が必要になってくるだけです。
ですが実際の購入場面では①で1枚、その他②〜⑤をまとめて1枚の計2枚になることがほとんどです。この先紹介していくお得なきっぷの制約や、料金計算などで分けて考える必要が出てくるのでとりあえずスルーしておけば大丈夫です。今後の記事から積極的にここにリンク出来るようにして作成をしていきたいと思います。
まずはきっぷの分類についてまとめました!
次回は実践的な旅行記か、乗車券またはお得なきっぷを深めていくコーナーになるかと思います!(その前にLCCかな、、?)
それではまた次回!